5月9日（日） 2010 J2リーグ戦 第12節
横浜FC 0 - 2 栃木　（15:03／ニッパ球／4,426人）
得点者：69' 杉本真（栃木）、81' 廣瀬浩二（栃木）
スカパー！再放送 Ch185 5/11（火）15:00〜（解説田中真二実況野村明弘リポーター三須亜希子）
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●松田浩監督（栃木）：

「非常にいい試合を選手がやってくれたと思います。前半から点は入らなかったですが、90分の中でどこかで勝負を付けて勝つという中で、無失点でゲームを進めながら非常によくコントロールされたゲームが進んでいました。勝負どころを外さずに、後から出てきた選手が仕事をしてくれたと。杉本は最初から出ていましたが、廣瀬と林、本橋もよくやってくれました。前半からがんばってくれた選手がいて、そして交代で出た選手が役割を全うしてくれたということで、全員の団結力が見られるような、非常に良い、ディシプリンが見えるサッカーをしてくれたのが非常に嬉しい。選手に感謝しています」

Q：前回に比べていい試合でした。ブレずにやりたいということでしたが、何が大きかったのでしょうか。
「この前よりも、またコンディション的に厳しい試合。特に今日は暑かったし、前半は暑さに参っていたという様子が見られましたが、メンタルの部分の強さを出してくれて、規律良く試合をやってくれたと思います。ガマン強くということもあるし。それが、この前の試合とは違って、格段にいい内容の試合をやってくれたと思います」

Q：途中出場の選手がいい仕事をしたという意味では、采配的中という感じでしょうか？
「ある意味、ロボがいない、そして代わりに出た選手は控えの選手ということで、みんなの総合力で勝てたし、今日の後から出た選手も頭から先発させてもいい、ターンオーバ的にということも考えていたぐらいです。行けるところまで行って勝負どころでという感じだった。こんなふうにうまく行くことはなくて、選手のがんばりが一番だと思います。役割を全うしてくれたところが嬉しいです」

Q：連戦の中、8試合負けなしということについては？
「もう少し引き分けが少ない8試合負けなしであれば、もっといいんでしょうけれども、徳島の時は負けてしまえば5試合ぐらい勝ちなしと言われれる様な引き分けばかり多い試合が続いていた。ただ、去年は負けていた試合が引き分けになっているとか、引き分けの試合が勝ちになっているとか、そういうふうに少しずつチーム力が上がっているところが、こういう結果になっている。選手がブレずに安定した試合をやってくれていることが、こういうことかなと思っているので、これをチームの財産にして続けていきたいと思います」

Q：早い時間からカードを切ったと思いますが、カードを切る時間の判断のポイントはどこだったでしょうか？
「暑かったことと連戦ということで、ハーフタイムに3人を代えたいくらいだった。でも、アクシデントを考えるとそれはできないことなんで、なるべく早く、どこで代えるかだけを考えていた。前半をしのいでくれればとか。米山とかは代えてあげたい選手だったんですが、ピッチ上で効いていたので、周りの選手を代えることで、彼の負担を減らしピッチ上の指揮官ということでがんばってもらった。今日は、早く代えたかった。そしてフレッシュな足というか、チームの中にパワーを持っている選手がたくさんいるような形で。週1回の試合から比べると、前半から60％から70％ぐらいでやっている形だったので、なるべく早く代えたかったし、先発も代えようと思うぐらいだった。相手と差を付けないといけないし、後半の中で差を付ける時間を長くしたかった。後半の5分とか10分だけでは差を付けるには足りないと思っていました」

以上