5月9日（日） 2010 J2リーグ戦 第12節
千葉 1 - 1 福岡　（14:03／フクアリ／12,163人）
得点者：26' 佐藤勇人（千葉）、36' 中町公祐（福岡）
スカパー！再放送 Ch183 5/11（火）05:30〜（解説野々村芳和実況中村義昭リポーター飯田留美）
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●佐藤勇人選手（千葉）：
「（得点の場面は）ネットのところでボールが収まる感じだったし、自分としてはゴールを意識してやろうとしていたので、ネットの近くにいることを意識していました。相手に当たって入ってラッキーだったけど、得点できてよかったです。
今日は（連戦での）疲労や暑さは確かにあったけど、個人的にはそれを言い訳にしてはいけないと思う。ウチは全体的に運動量の少なさもあって失点したと思う。ホームゲームなので、勝点３を取るサッカーをしないといけない。ただ、運動量が少ないといっても１試合を通してずっと相手よりも少なかったわけではなくて、時間帯によって足が止まっていた。でも、後半の途中から太田（圭輔）や（青木）孝太が入ってきて、前への動きが増えてチャンスも作っていただけに、あそこで１点取りたかった」

●谷澤達也選手（千葉）：
「ウチのほうが出足がよかった時間帯もあっただけに、もう少ししっかりとボールを回したほうがよかったんじゃないかなという気がします。そうしないと、試合に勝つことは難しいと思う。縦に速くという攻撃ばかりだけでなく、もうちょっと落ち着くような展開だったり、後ろからの組み立てというのも入れていかないといけないかなと思います。後ろの選手にしてみたら、前の選手の動き出しがあまりないからロングボールになってしまうところもあると思う。くさびのボールが入ったところでスピードアップをすることとかをもう少しやっていかないといけない。今日の試合ではパスの出し手と受け手のタイミングが合わないところがあった。次の試合（千葉は第13節は試合がないため第14節）まで時間があるので、そういうところにもチームとして取り組んで、個人的にもスタメンを取れるようにアピールしたいと思います」

●青木孝太選手（千葉）：
「チームとしては追加点のチャンスがあったところで決めきれないでいるうちに失点してしまったかなと思います。個人的には、太田さんがいいクロスボールを上げてくれていたし、自分はヘディングが得意なので、そういうチャンスでしっかり決めたかったです。タケさん（林丈統）が入ってからは、タケさんがしっかり飛び出すプレーをやるという役割になっていた。前の練習では、今日のタケさんと自分のポジションとは逆だった。今日の自分は相手にボールが入ったところで後ろに下がって守備をするストーンという役割だったということもあって、最後にタケさんがシュートしたところでは、そのこぼれ球に走って行けていなかった。今度はきちんとこぼれ球に行けるようにしっかり走りたいし、今日はチャンスに得点できなくて悔しかったので、試合に出たら自分に求めらているゴールという結果を出せるようにしたい」

●林丈統選手（千葉）：
「（交代出場で）ピッチに出る前からサポーターの声援がよく聞こえていて。また千葉でプレーしているんだということを実感して嬉しかった。今日はベンチで見ていて、ウチのチームの運動量が少ないかなと思っていた。動きがないからロングボールになってしまうところもあったかなと思う。ただ、最後のほうは時間的な戦い方として仕方ないかなとも思うし、割り切ってやっていくしかない。時間帯によってはもっと状況に応じて、監督に言われたことだけをやるのではなく、選手自身がもっとしっかり考えて、いい意味で裏切るように、時にはずる賢くやっていかないといけないとも思う。
個人的には、今季は怪我や体調不良で出遅れてしまって、今日が僕にとってはやっとシーズンスタートという感じ。早く１点が取りたいです」

●中町公祐選手（福岡）：
「（まず、記者に「見事なゴールでしたね」と話しかけられて）見事でしたね。千葉に先制点を取られるのが一番嫌だったのに取られて、そこでズルズルと行ってしまいたくなかった。早く追いつきたかったので、前半のうちに追いつけてよかった。後半、相手が選手を代えて千葉のペースになりかけたところもあったけど、全体的には一進一退の攻防だった。ウチとしてもチャンスを決めていればというところはあったけど、僕は１−１という結果をポジティブに考えたい。
守備に関しては、開幕前に千葉と練習試合をやっていたので、自分たちの前で相手にボールを回させるというイメージでやっていた。ウチのディフェンス陣も体を張って、よく守ってくれていたと思います。後半、千葉はいい選手が出てきて攻撃に迫力があったけど、そこで守れたことはよかった」

●久藤清一選手（福岡）：
「相手に先制点を取られて、今までのよくない時の福岡だったら点が入らなかったけど、そこで追いつけたのでよかったと思う。チャンスも何回か作れていて、そこで決めていればという試合だった。今日は右サイドではあまりボールをもらえなかったし、左の（永里）源気のところが起点になっていたので、自分もボールをもっと触りたいと思って左サイドにも行っていた。相手はボランチが１人で、ボランチの両サイドが空くので、そのスペースを使うことを狙ってやっていたけど、ある程度それはできていたと思う。それで、ウチはリズムを作れていたので、狙い通りにできていたんじゃないかな。ただ、やっぱり先制したかったですね。最初の（福岡の）チャンスで源気が決めていれば、流れが変わっていたんじゃないかなと思います」

以上