5月9日（日） 2010 J2リーグ戦 第12節
岐阜 0 - 2 柏　（13:04／長良川球／3,248人）
得点者：14' 工藤壮人（柏）、62' 田中順也（柏）
スカパー！再放送 Ch185 5/10（月）07:00〜（解説森山泰行実況堂野浩久リポーター斉藤寿幸）
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●嶋田正吾選手（岐阜）：
「とにかくミスが少ない。取った後のボールを確実に味方につないでいく。プレーの質が確実に違った。ウチのよさである運動量や、攻守の切り替えを発揮することが出来なかった。レイソルは一枚も二枚も上手だった。自分たちがシュートまでいけませんでした。もっと自分たちがボールを保持する時間を増やしていかないといけない。後半は押谷と2人で前から奪いに行ったけど、取り切れなかった。それで前でボールを奪われて、シュートまで持っていかれる展開が続いた。攻撃は遅攻も大事で、中盤にタメが無いのがある。今日は正直、力の差を感じた。ボールキープの時間が短すぎるうえに、守備の時間が長すぎた。遅攻が出来ていない。中盤の4人がもっと意思統一をして、パスを回す意識をもたないといけない。速攻のパスが1本通ればチャンスになるけど、早い攻めばかりでは、相手も読みやすい。ウチは去年から試合に出ている11人が倒れるくらいまで必死に走って、相手と５分に戦ってきた。それが出来なくなると、今日のようなダラッとした試合になる。今は全然走れていないし、連続した攻撃が出来ていない」

●菅和範選手（岐阜）：
「ホームで負けたことは、応援してくれた人に本当に申し訳ない。相手はJ１でやっていただけあって、終始試合は支配された。相手はみんなうまいなと思った。ウチはリスクを犯さず、ブロックを作ってというやり方だけど、負けている状態だったので、前から行った。今日の負けはもう終わったことなので、負けた試合だけど、よかった部分もあったと思うので、今日の試合からいろいろ学んで、練習からイメージを持って取り組んで行きたい。同じような試合をしないことが大切」

●栗澤僚一選手（柏）：
「ウチのサイドバックが高い位置でいい状態で勝負できればいい形になる。もっとサイドバックのところにプレスが掛かっていたら苦しかったと思う。まずどこから攻めるのかと考えたときに、ウチはサイドバックを使って、そこから崩す。ボランチとしては常に大谷との距離感というものを大事にしているので、そこはうまくいっていると思います。マークは常にはっきりと修正できていたと思います。普段からやっているトレーニングがいい形になって出たシーンになりました。サイドから崩してシュート、クロスの精度の高さもあって、主導権を握ることが出来ました。９０分間集中して出来たということが、次に繋がると思う」

●近藤直也選手（柏）：
「今日は攻められる場面は無かった。もっと前半に点を取っていれば、楽に勝てたと思う。基本的には相手はカウンター主体なので、攻めているときはしっかりリスクマネジメントした。そこが出来ていれば、まったく問題は無いと思っていました。今日に関しては、相手もピッチ状態に苦しんで、うまく繋げていなかったので、そこまで怖さは無かった。守備としては負担の少ない試合でした。ネルシーニョ監督は一人がボールを持ったら、２つ３つパスコースを作るサッカーをしろといわれているので、それはしっかりと出来た。これからはいつもの流れの日程になるので、もっと上げていきたいと思います」

●小林祐三選手（柏）：
「相手が全員引いて中を固めてきたので、自分のところから行ってやろうとは思っていた。自分のところから行けてよかったと思う。サイドバック王国でサイドバックをやっていたネルシーニョ監督に自分がサイドバックとして使われているということは、自分への期待を感じるし、今の戦術で非常に重要なポジションを任されているので、やりがいはありますね。今日はもちろんオフェンスでもチャンスを作れたし、ディフェンスで自分がボールを取りに行ったときには、ほぼすべて取れていたので、個人的にはそこが一番自分としては手ごたえがあります。今日は僕のところに人がいなかったし、僕はカバーをすればよかったので、あまり相手の攻撃は怖くはありませんでした」

以上