5月8日（土） 2010 J1リーグ戦 第11節
神戸 3 - 0 磐田　（19:05／ホームズ／13,676人）
得点者：35' 茂木弘人（神戸）、56' 大久保嘉人（神戸）、77' ポポ（神戸）
スカパー！再放送 Ch183 5/9（日）08:00〜（解説長谷川治久実況寺西裕一リポーター林智美）
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●三浦俊也監督（神戸）：

「まず応援に駆けつけてくださったサポーターに感謝いたします。
チームがこういう状況にも関わらず、今日もバスが到着した時にたくさんのサポーターが出迎えてくれたことで我々は勇気をもらいました。それに応えるのは勝点３をとることだったが、最終的にそれをとれたということ、素晴らしいホームズスタジアムで、私がする役目は勝点３をとって、そして、選手とサポーターに神戸讃歌を歌わせることだなということを改めて感じました。それと、こういう状況の中で、クラブスタッフの皆さんも、我々の現場に対して暖かくサポートしてくれていることにもこの場を借りて、感謝いたします。

ゲームに関しては、グラウンドの状況もあり非常にボールが走る、そういう意味ではいい内容の試合になったと思います。
立ち上がりから悪くなく、磐田も悪くなかったと思いますが、こちらの守備も安定して、攻撃は今日に関してはいろんな選手が点を獲ったが、ボッティがやはり素晴らしい動きして、運動量も含めてボール、チャンスに絡み、守備も頑張って、ということで彼の動きが非常に大きかったですし、今日の４バック、プラス、ボランチ２人のところでセカンドボールを拾う力も素晴らしかったと思う。
一進一退のなですが、やや我々の右サイド、北本のサイドに人数が多くて、茂木のサイドになんか人が足りない、薄いと思っていたので、前半はそっちからの攻撃が多かったと思います。その思った通りに先制点が生まれました。あれは本当にボッティ、大久保のダイレクトパスで繋がった、素晴らしいパス交換だったと思う。今日のグラウンドの状況であれば、ああいうパス交換も有効だとハーフタイムには伝えました。
今日に関しては全く心配することなく後半も送り出した。内容は後半も同じような形で、守備を安定させしっかりボールを繋いだ中で、大久保の素晴らしいシュートが決まってかなり楽になったと思う。まあ、おしむらくは３点目は、前の試合で決まってくれたら良かったのですが、なかなかそういう訳にもいかないので、とにかく選手はよくやってくれたと思います」

Q:ボッティは素晴らしかったと思いますが、前節の前まであまり使わなかったが、使おうと判断されたのは何か変わったからですか？
「まず湘南戦で使って悪くなかったからですね。湘南の時は湘南のシステムが、相手もよく考えてくる監督なので、そこのお互いのばかし合いが楽しかったのですが、そういうところでボッティを入れると面白いかなと思って。あとチャンスもあげられていなかったので入れたらいい印象だったということですね」

Q:大久保選手が少し下がった位置に入っていましたが、今日の大久保選手の評価と、この試合はチームの浮上のきっかけになりそうだと思いますか？
「前線の４人の組み合わせがやや試行錯誤したきらいはあったが、湘南と今日で一ついい形がみられたと思います。磐田を分析した時に、両サイドバックは１つのポイントでした。駒野もそうだし、パクという選手はナビスコで３点決めていて、なおかつボールタッチの数では彼の方が多かったので、そこにある程度強い選手を置かないと押し込まれた時に厳しいかな、と。今日やっていても、前田、パクチュホというのは一発の怖さを持っていますし、そこを潰してサイドバックをうまく攻撃させなければ勝機を見出せるかなと思っていた。あと大久保の評価は、２点目は素晴らしかったですね、本当に。ただそれだけではなく攻守に渡って献身的にチームのためにやってくている。それが本当にチームだと 思っています。大久保に限らず今日は全員そういうプレーが出来ていたと思う」

Q:今の布陣を磨いて行くつもりですか？
「マッチアップの関係はあるが大久保、ボッティ、ポポはあのポジションの中で入れ替わりながら試合が出来ますから、そういう意味では試合が始まってしまえば、攻撃が終わったあとの帰る位置は毎回違っても構いませんし、そういう意味では楽ですね。で、都倉を真ん中に置くというところですね」

Q:宮本選手のパフォーマンスについて。
「彼に限らず４人のディフェンスのコンビネーション、お互いの距離感だったり、ということでは満足できるパフォーマンスだったと思う。彼があの４人の中で違うのはビルドアップの部分でゲームの落ち着きを与えるというのが一つの特徴でしょうね」

以上