“大分のマツケン”こと松原健が、10節千葉戦でクラブ最年少記録となる17歳2カ月でプロデビューを飾った。これまでの最年少記録は、同じくユース出身の小手川宏基の17歳5カ月。昨年まで小手川がつけていた背番号27を譲り受けての出場となった。
後半から右MFとして出場し、途中からボランチにポジションを変え45分間走り続けた。子どもの頃からの夢だった舞台に立ち「最初の5分は頭が真っ白だった」ようだが、次第に持ち味の攻撃力を発揮した。「次につながる経験になったと思う。自分なりの仕事ができたのではないか」と皇甫官監督も及第点の評価を与えた。
昨年、日本代表としてFIFA U-17ワールドカップ ナイジェリア2009に出場した“プラチナ世代”のひとり。177cm、66kgとまだまだ線が細く、フィジカル強化が今後の課題ではあるが将来は可能性に満ちている。大分県宇佐市出身とあって同郷の先輩である西川周作(広島)と同じように日本を代表する選手として地元の期待は高まっている。人気も上昇中で、寮から練習場までチャリ通の高校3年生は、出待ちのサポーターからサインを求められることも多くなった。父親が考えたというサインを、2種登録されてからというもの授業中に密かに練習してきた成果が実り、最近は見事なサインを披露している。
「サインは5種類くらいあった中から選びました。ポイントはKenとハートマークが融合したところ。まだ上手く書けないんですが…」と貴重なサインを一筆してもらった。(写真参照)
以上
2010.05.07 Reported by 柚野真也
J’s GOALニュース
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![](../official/photo/00101050/1.jpg)
(C)柚野真也
まだ100人ぐらいにしかサインをしたことがない、という貴重なサイン。
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(C)柚野真也
インタビューを受ける姿が初々しい高校3年生のマツケン。
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