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【J2日記】甲府:勝手に日本代表発表・野次馬ジャパン(10.05.06)

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(C)松尾潤

片桐淳至日本代表監督。選手兼監督でW杯に出場するのは史上初。

(C)松尾潤

ジュリオ日本代表監督。ブラジル人で日本代表監督なのに何故かアルゼンチン代表のシャツを着ている

(C)松尾潤

大西容平日本代表監督。ブレーンの保坂一成、柳川雅樹(甲府)と相談しながら決めた。

(C)松尾潤

パウリーニョと相談して選手を決めるマラニョン日本代表監督。日本のアウトレットで買い物をするのが大好きな日本贔屓のブラジル人監督

5月10日のワールドカップ日本代表メンバー発表前に甲府発の野次馬ジャパンを発表します。

(1)「通称・アウトロージャパン」
最初は「片桐ジャパン」から。チームコンセプトは「本能で闘う」で、節制の必要はない。片桐監督自身、甲府に移籍してきた頃はガス欠になりやすかったが、レギュラーとして試合に出るようになると90分走れるようになった。「特別に節制したのではなくて気持ち。レギュラーとして試合に臨むときの充実感が違う。本当は守備はしたくないけれど、ディフェンスが頑張って守ってくれているのだから、何とか点を取るために頑張ろうと思える」と言う。日本リーグ時代の代表に近い雰囲気になりそうなチーム。

監督兼選手・片桐淳至(甲府)
システム4‐4‐2
FW・片桐淳至(甲府)、ハーフナー・マイク(甲府)
MF・小野伸二(清水)、藤田健(甲府)、稲本潤一(川崎F)、遠藤保仁(G大阪)
DF・吉田豊(甲府)、岩政大樹(鹿島)、田中マルクス闘莉王(名古屋)、杉山新(大宮)
GK・荻晃太(甲府)

(2)「通称・ダブル闘将ジャパン」
次は、甲府の闘将通訳の「ジュリオジャパン」。「寿莉王・日本」と表記する。課題は寿莉王(ジュリオ)と闘莉王(名古屋)の2人の闘将がチームにいるためにコミュニケーションが上手くいくかどうか。ブラジルから帰化した選手が選ばれた場合はコミュニケーションに困らない利点がある。

監督兼通訳・ジュリオ(甲府通訳)
システム3‐5‐2
FW・佐藤寿人(広島)、森本貴幸(カターニャ)
MF・中村俊輔(横浜FM)、安田理大(G大阪)、小笠原満男(鹿島)、長谷部誠(ボルフスブルク)、杉山新(大宮)
DF・阿部勇樹(浦和)、田中マルクス闘莉王(名古屋)、中澤佑二(横浜FM)
GK・菅野孝憲(柏)
「今の日本代表は3‐5‐2にすれば絶対にフィットするよ」というジュリオ監督。「大木(大木武・元甲府監督)さんに電話して言えば?」って言うと、「そんなこと言ったら怒られる(笑)」と言っていたが、コーチ志向を持っているので結構正解かもしれない。

(3)「通称・双子ジャパン」
3つ目は大西ジャパン。甲府の大西容平が監督。自分を選ばないところが奥ゆかしい。コーチには激似の双子の弟・大西康平(松本山雅FC)が選ばれる可能性があり、どっちが監督なのかコーチなのか分からなくなる。仙台の手倉森誠監督、手倉森浩コーチの双子のようにスーツとジャージで変化をつける必要がある。

監督・大西容平(甲府)
システム・4‐3‐3
FW・前田遼一(磐田)、本田圭佑(CSKAモスクワ)、家長昭博(C大阪)
MF・小野伸二(清水)、遠藤保仁(G大阪)、小笠原満男(鹿島)
DF・相馬崇人(マリティモ)、池端陽介(甲府)、田中マルクス闘莉王(名古屋)、杉山新(大宮)
GK・西川周作(広島)

結果が出なくてマスコミ追い回されると弟(康平)を影武者にする可能性があるが、目指すサッカーはパスサッカー。ディフェンスラインからボールを繋ぐことがコンセプト。ただ、センターバックでは闘莉王のパートナーを決めあぐね、「期待を込めて・池端」と仕方なしに発表した。しかし、「池ちゃん(池端)が闘莉王に怒られている場面が目に浮かぶ」と笑っていた。
*アンカーには昨年で引退した林健太郎(甲府)を入れたがっていたが南アフリカで戦うことが前提なので小笠原(鹿島)を選出した。

(4)「通称・アルマーニジャパン」
最後はマラニョン先生ジャパン。甲府のエースストライカー・マラニョンが監督。J1の試合を結構テレビで見ているので選考眼は鋭く、マニアック。ジーコ以来、日本代表監督にブラジル人監督が帰ってくる。給料はジーコの1/10で済むかもしれないし、エコノミークラスに乗せても怒らないかもしれない。「省エネジャパン」とも呼ぶ。

監督・マラニョン(甲府)
システム・4‐4‐2
FW・大黒将志(横浜FC)、前田遼一(磐田)
MF・二川孝広(G大阪)、遠藤保仁(G大阪)、長谷部誠(ボルフスブルク)、中村俊輔(横浜FM)
DF・安田理大(G大阪)、田中マルクス闘莉王(名古屋)、中澤佑二(横浜FM)、杉山新(大宮)
GK・菅野孝憲(柏)
マラニョン監督は結構G大阪好きということが判明。二川(G大阪)や菅野(柏)を選出するあたりに見る眼の鋭さを感じる。「アルマーニジャパン」という通称の理由はマラニョンがARMANI(アルマーニ)と書いてあるニットのシャツを着ていたから。日本のアウトレットで買ったそうで「安かった」らしい。
でも、日本代表監督に就任したらユニフォームは「ARMANI」にするそうだ。アルマーニが作ってくれるかどうか分からないが、ものすごく画期的。ただ、サポーターはものすごく高級なレプリカを買う羽目になってしまうかもしれない。

最後になりましたが。「頑張れ・岡田ジャパン!」

以上

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2010.05.06 Reported by 松尾潤
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