5月1日（土） 2010 J1リーグ戦 第9節
名古屋 2 - 1 山形　（14:03／瑞穂陸／13,206人）
得点者：7' ケネディ（名古屋）、41' 北村知隆（山形）、89' 田中マルクス闘莉王（名古屋）
スカパー！再放送 Ch308 5/4（火）06:00〜（解説関塚隆実況八塚浩）
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●小林伸二監督（山形）：

「点を取られた後にバタバタしましたけど、良い時間帯で点を取れたということ。よくバイタルが突けたんで、もう少し追加点が取れたらよかったなと思います。最後、名古屋にシステムを変えられた時に、闘莉王が上がったところでパワープレーではなくそのままシステムが変わったんで、あそこで１−１のままで逃げ切れるようにセンターバックを代えた方が良かったか。でも１−１から追加点が取れる可能性があったので、前線のカードを切ったというのが私の失敗だったと思っています」

Q:三都主選手が左サイドに回ってからの対応が難しいように見えましたが。
「そうですね。クロスが上がってましたし、そこはアプローチをしっかりするしかなかったです。しかし相手の前線にどうしてもボリュームがあるので、引いて対応するしかないというのがあったと思います。クロスでやられているんで、なかなか修正が利かない。１−１であのまま逃げ切れるように、布陣をそのままにするか、あと1枚のカードをセンターバックの石井に代えて西河にするかというのは、そこで私が躊躇しました。それ以上に点が取れるというところを狙ったものですから、ちょっと欲張ったかなとは感じています。前回でそういう形で点が取れていたので、ついついそういう風にしてしまったのかなと。今日は良いゲームで、失点したあと1点取って勝点1で、いければよかったかな。欲張らずに、そこは難しいところですけど。相手の高さ、強さというところではかなり負けるんで、それが最後のところでちょっとね。しかもクロスの質は高くはなくて、滞空時間の長いボールを入れてきたってところでどうしても上から乗られてしまった。そこでトレーニングではファーではボールに正対しないで半身でってしているんですけど、なかなかまだ実戦的にはなっていなかった。上から押さえられて失点してしまったことは、残念に思います。そういう技術的なミスと、采配のところでね、自分ももう少し堅くいくべきだったんじゃないかなと思います。全体的には、バイタルが空いてるんでバイタル狙いで十分やれたと思うんで。あそこで点が取れればよかったと思いますね。きわどいのがクロスにもあったんですけど、それがなかなか得点には結びつかなかった。後半の中盤の時間帯では、少し残念でしたね。もう少し質が高ければどうだったんだろうと思います」

Q:スタメンを3名代えたことについては。
「疲れてる選手がいたということと、前回の試合で出た選手もだいぶレベルが上がっていたので、良い機会だなと思って。グランパスさんは上位、2位の相手ですけど、強いチームにどれだけできるかっていう意味では、センターバックの園田については良くやってくれたと思います。あと、キムと(下村)トーミについてはもう少し長くやらせることができればよかったんですけど、どうしても取られて取ったということで、カードを切らなくてはいけなくて。もう少し長く試すことができませんでした。しかし要所要所ではよくやってくれたとは思います」

以上