4月29日(木) 2010 J2リーグ戦 第9節
徳島 2 - 3 岡山 (13:04/鳴門大塚/4,688人)
得点者:13' 平繁龍一(徳島)、42' 澤口雅彦(岡山)、55' 津田知宏(徳島)、60' 岸田裕樹(岡山)、83' 臼井仁志(岡山)
スカパー!再放送 Ch183 4/30(金)06:30〜(解説田渕龍二実況榎本真也リポーター奥田麻衣)
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●影山雅永監督(岡山):
「ありがとうございました。やはり好調な強豪・徳島を相手に、我々は劣勢に立たされるだろうということは予想していました。やはり徳島の選手の動き出しの早さ、それから全体のオーガナイズの良さから崩されて失点してしまったことは残念でしたが、2度のリードされた状況にも屈せず、我々の選手達がそれを撥ね退けて2回追いつき最後に突き放すということが出来るのは、前節に敗れた草津戦からのリバウンドメンタリティーを出すことが出来たのだと思っています。嬉しく思います」
Q.臼井選手を使った意図とそのパフォーマンスへの評価は?
「この前までの2試合、臼井を先発で使っていました。決して彼の調子が出なかったのではなくて、自分達の組み合わせや相手のことを考えて、今日はサブからスタートというのが適切だろうと判断しました。小寺が疲れてきたこともあり、そのタイミングだと思い臼井を投入しました。得点もそうですが、本当に守備にも攻撃にも出場した10分間を全力で走り回り期待に応えてくれました」
Q.前半の途中、同点に追いついた頃から流れが変わり動きが良くなったように見えたが?
「自分達が悪かったというより、徳島の動き出しの良さと切り替えの速さに押されたのだと思います。それと風ですね。そういういろいろな要素がある中で劣勢には立たされましたが、逆に点を取られて前半の中盤を過ぎた頃から、もう一回自分達のやるべきことをやるんだぞという気持ちで、ボールに一人が行って外されても次の人が行くという前節からの反省を彼らがピッチの上で表現してくれたんじゃないかと思います。その結果、良い奪い方をする、自分達でボールを動かせるようになる、ということで少しずつピッチ上の選手達に『もっとやれる』という空気が生まれたのだと推察します。が、それは聞いてみないとわかりませんね」
Q.今日も大勢のサポーターがアウェイまで応援に駆けつけてくれていたことについて?
「一番最初に言おうとしていて忘れていましたが、もうこのパワーというのが計り知れないですね。2度リードされながら追いつくことが出来たのもそのおかげです。自分達が岡山にいるのではないかと思えるようなサポーターの数と90分間を通しての声援を我々は本当に心強く受け止めています。スタンドとピッチとが一緒になって闘った90分だったと思います。本当に嬉しいです」
Q.得点力不足に悩んだ時期もあったが3得点で勝ったことへの率直な気持ちは?
「3点取れたことは素直に喜びたいと思います。ただ、得点力不足とか失点がどうかということではなくて、チームで取り組んで出来つつあったことが出来なかったのが前節でした。そこにもう一度自分達を奮い立たせて、中3日という短い時間の中で気持ちを切り替えて、それを強豪の徳島相手に挑んでいったことがまず良かったことだと思っています」
Q.連戦が続くが、この1勝を今後にどう生かしていくか?
「状況としてはジェフ千葉に勝った後と似ているのかなと思います。強豪相手にしつこさを見せて勝利を奪い取りました。この後、我々の力や気持ちを奮い立たせて、出来ていたことを継続し習慣にしていく。その意味では今この瞬間から、中2日ですが北九州戦に向けての準備が始まっていますので、前節の草津戦と同じミスを繰り返さないようにしっかりやっていきたいと思います
以上
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