4月27日（火） AFCチャンピオンズリーグ2010
広島 4 - 3 浦項　（19:00／広島ビ／5,612人）
得点者：1' 大崎淳矢（広島）、4' キム・ジェソン（浦項）、30' 李忠成（広島）、42' 桑田慎一朗（広島）、47' キム・ジェソン（浦項）、62' シン・ヒョンミン（浦項）、81' 槙野智章（広島）
ホームゲームチケット情報 | 決勝戦は11月13日(土）に国立競技場で開催！
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●ペトロヴィッチ監督（広島）：
「改めて、我々がＡＣＬのグループリーグで敗退したことについて、がっかりしている。しかし、結果はポジティブに捉えたい。
このＡＣＬの最初の３試合はアンラッキーも重なった。ただ、残りの３試合は素晴らしい闘いを見せた。結果も良かった。この６試合を通して、我々は広島を代表し日本を代表する堂々としたプレーを見せることができた。
今日の前半は、本当に素晴らしいプレーだった。多くの人は、このチームがこれだけのサッカーをできることに驚いたことだろう。ただ私は、このチームがこの素晴らしいサッカーを見せられると信じていた。
後半は疲労もあり、開始早々に失点してしまった。ただ、最後は４−３と勝利できたし、その結果に値するプレーを見せた。
今日の試合の後、私には難しい闘いが待っている。今日プレーした若い選手たちは、本当に素晴らしいプレーを見せた。メディアは、彼らのプレーを高く評価する記事を書くだろう。もちろん、それがメディアの方々の仕事だと、私は理解している。ただ、監督としての私は、皆さんとは違う立場にある。
彼らは、前半のようなプレーを、これからもやり続けないといけない。それができるまでは、まだ足りない。行く道は間違ってはいないし、彼らがそれを続けていくよう、私も励みたい。
若い選手たちは、こういういい試合の後、間違った方向に行きがちだ。ここで天狗にならず、日々の練習に励んで欲しいし、選手たちにそう仕向けるようなハードな仕事が、私には待っている」

Q:試合前、選手たちにかけた言葉は？
「問題なくやれる、怖れずにいこうと言った。ハーフタイムでは、トルコキャンプの話をした。ヴィデオトンというハンガリー王者を相手に、若い選手たちは前半、素晴らしい試合をした。しかし、後半は続かなかった。まだ前半が終わっただけ。このサッカーを続けよう、と。
若い選手たちは、試合の組み立てだったり、流れを読んだプレーだったり、そういうことでは成長を見せた。ただ、前半のハイテンポを続けるほどの体力面はまだまだ。自分たちの闘いを90分間やりぬくことは体力的に難しい。そこが課題だ」

Q:ＡＣＬの収穫と課題は？
「開幕当初はメンバーが足りなかった。ただ、闘いを通して一つのチームになっていった。土曜日にはＦ東京戦が待っている。この試合を含め、中断前の３試合をしっかりと戦うことが課題だ」

以上