4月25日(日) 2010 J2リーグ戦 第8節
千葉 2 - 0 岐阜 (16:03/フクアリ/10,333人)
得点者:21' アレックス(千葉)、49' ネット(千葉)
スカパー!再放送 Ch183 4/26(月)17:00〜(解説:関塚隆、実況:西達彦、リポーター:飯田留美)
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●江尻篤彦監督(千葉):
「前節、岡山さんのところで痛い負け方をしたところからの反省が、今日、まずはやはり自分たちのリズムじゃない時にも守備をしっかりしようと。
で、(点を)取れない時には守備からしっかりゲームを組み立てようという形で入った部分は評価したいなと思います。選手も良くやってくれたと思います。
攻撃のところでもっとボールを動かせると僕は思っているんですが、ちょっとここで大事にという時にミスが多かったり、リズムですよね。ここはやはりボールを動かしながらシュートにもっていくとか、ここはもうシンプルにクロス(ボール)とかっていうところの判断がやっぱりまだまだ、できないのかなと。
両サイドの鎌田と渡邉圭二は、まだまだ修業というかトレーニングをやはりやっていかなければいけない。まだ年代も若いし、渡邊圭二は去年、JAPANサッカーカレッジという(北信越リーグのチームに所属して)ステージが違うところでやっていた。またこれがチャンスだと思って、彼はもっとやらないといけない部分を我々が引き出してあげて、もっと成長させてあげたいなというふうに思います。
全体的には、点の取り方というのは先週岡山さんでやられたことを、リスタートからネットのすごいシュートもあったんですが、やはりああいうFK、CKで点が取れると試合をうまく運べるなっていうのは、今日改めて痛感しました。
1点目の倉田からアレックスというあのシーンも、ボールのインターセプトからのショートカウンターみたいな形ですが、我々が狙いとしている、なんていうんですかね、(日本サッカー)協会用語だとバイタルエリアっていうんでしょうかね。僕はあまりそういう言葉は使わないんですが、一番相手が嫌がるポジションでボールを動かせたっていうのはやはり大きかったなと。まあ、全般的に、ディフェンスラインと中盤の間でボールが入る。そこで前を向ける。前を向いた時に、何をしなきゃいけないかっていうことは、なんとなくこの試合数を重ねるごとに攻撃の最後の16メートルから20メートルぐらいのゴールに向かうところは少しずつ良くはなってきているので。あとはやはり質を高めて、ある時にはパスで崩す。ある時にはやはりドリブルで切り開く。ある時にはその抜けた穴を3人目で入ってくるというような形でもっとゴール前の20メートルのところで質を高めていきたいなと思っています」
Q:もうちょっとボールを動かせると思ったがミスが多かったということだが、そのミスの原因はまあ1つではないと思うが、どういうところがメインなのか?
「練習でいつもボール回し等をやりながらステップを踏むとか、逆足で前を向くっていうようなことをトライしてやっているんですが、その動くステップというのが、例えば50センチなり、まあ多くて1メートルっていうような作業になってくる。要は1人の動く範囲が狭い。簡単にいえば動き直しですよね。1回、裏でもらおうと思ったのを、戻ってきて足下で受けるとか、もう少し動きを入れた中で、パスの質と受け手のそのタイミングと、受け手の選手でボールをしっかり扱うというところが、今日はちょっとズレが生じていたかなと。もっと受け手がそういう作業をしないといけないなと。要は、相手がブロックを組んで入っていたところに(片方の手に片方の手を3回ぶつけるような仕草をして)というようなディフェンスをするのであれば、なおさらその動き直しというのがもしかしたら1回じゃないかもしれないですよね。2回、3回。1回もらうふりをして、相手が食いついてきたらバックステップを踏みながら、逆にそのディフェンスと中盤の間で受けてしまうとかね。最低2回はやらなきゃいけない作業を、やはりもっと質を上げていかなきゃいけないかなと。相手がやはりボールへ、ボールへ来てくれるようなのであれば、例えば50センチ、目先を変えてあげるだけでもボールは動くかもしれないですけど。あんまりそこのところに食いつかないような相手であればやはりそういうことをもっとやっていかなきゃいけないかなというふうに感じました」
Q:前節でちょっと動きが足りない選手たちがいたということをおっしゃっていたが、今の質問と重なるかもしれないが、今日はそれは改善されていたと思われるか。
「質というのはその動きだけに注目できないんですよね。その中で、ボールを持ったり、守備をしたり、攻撃をしたり、その中で切り替えが入ってきてという形で、その質の部分というのは岡山戦の時のほうが逆に良かったのかなとは思います。
ただやはり、負けた中で何があるのかとか。勝った中でもやはり課題で、もう一つ上乗せしなきゃいけないかっていうことが、次への、栃木戦に向けての第一歩になると思うので。その動きに関しては、岡山戦は結果的に負けてしまいましたが、逆に岡山の時のほうが精度が高かったかなと。まあ、岡山さんと岐阜さんの戦い方はもちろん違うので、これはなんとも言えないんですけども」
Q:岡山戦は見てないんですが、今、おっしゃったことというのは、さっきの受け手の話とはもっと違う、大きなところの動きの話ですよね。そこの部分が今日は今日は足りなかったということか?
「そうですね。繰り返すようですが、岡山さんと岐阜さんと戦い方が違いますから、今日みたいな相手に対しては動き直しをしなければけない相手で、やはりそういうところの質を、岡山の時は50センチ、もしくはバックステップ踏みながら1メートルでよかったのかもしれない。今日はやっぱり2メートル、3メートル、1回出るふりをして、戻ってくると。で、戻ってきて出ないところを違うスペースに入っていくのを、後ろの選手が前のスペースをとりにくるとか。ちょっと動きの量も距離も多くなってくるというところの作業ですね」
Q:やはり90分は難しいと思うが、動けなくなってしまう場面もありますよね。あのへんは判断が止まってしまう感じなのか?
「まあ、いろいろな要素があると思うんですが、やっぱり頭の中というのが一番の体が止まる要因だと僕は思っています。ですから、その頭の中身が常に90分プラスアルファのところで動けるようなトレーニングを常にしなきゃいけないっていうのが(ある)。
要は、トレーニングの中にお題があって、そのお題をやっぱり考えながら遂行して、そのゴールに何があるんだっていうことをもっとトレーニングでアイデアを持ってやっていかなきゃいけないかなというふうに思います」
Q:中後選手がリーグ初スタメンですが、常日頃練習で結果を出した選手を使うということだが、トレーニングの結果がよかったということか?
「中後に関しては、今週だけではなくてずーっと良かったんですね。で、我々の今の4−3−3の戦い方の中で、山口慶と同じポジションになっている。山口慶もやはり僕にとったら欠かせない、大きなパーツの1つ。その中で中後がやっぱり慶と同じ役割プラス慶の良さと中後の良さというのが、要求するものは一緒ですが、ただ、一人ひとりのパーソナリティと持っているものが違いますからね。今日は相手との駆け引きの中で、中後の良さが全面的に出せるかなと思って、中後を使いました」
Q:それは例えばミドルシュートとかを打って、攻撃的にいきたかったということか?
「そうですね。攻撃の第一歩の役割を彼には要求していました。で、まあ、練習中から 中後も慶も(佐藤)勇人、工藤とのコンビネーションは常にトレーニングをやっていて
慶も中後もどっちが出ても、誰が出てもいいような状況になっていますので。
まあどちらか言えば、今日は岐阜さんとの戦いの中で攻撃の第一歩の起点という形で、ゲームを見ていただければ分かるように、岐阜はディフェンスになった時にボールを中心とした守備が売りで、それがいい部分でもあるんですが、逆にそういうのが回避できた逆サイドっていうのは、前半は何回も突けていたと思うので。そういうところの引き出しを中後には期待して送り出しました」
以上
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