4月25日（日） 2010 J1リーグ戦 第8節
湘南 1 - 0 仙台　（14:03／平塚／9,892人）
得点者：66' 阿部吉朗（湘南）
スカパー！再放送 Ch180 4/26（月）06:30〜（解説：川本治、実況：八塚浩、リポーター：児玉美保）
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●手倉森誠監督（仙台）：
「連敗のなかでこのゲームに挑んだが、とくに前節ホームで不甲斐ないゲームをしたので、今日は内容にもこだわって仙台らしく戦おうと挑んだ。結果は0−1で3連敗となったが、セットプレーに沈んだという感じです。それでも、前節までの守備での対応という点では、流れのなかでは十分修正して挑めたと思うし、ボールの動かし方に関しても人もボールも動いた。決定的なところで決め切れなかったのは反省だが、前節に比べれば動きながらゲームをしたので、下を向かずにやっていこうという話を選手ともした。とくに悲壮感を持つ必要はないし、つぎはホームに帰ってこの借りをしっかり返したい」

Q:関口選手、平瀬選手を入れた狙いは？
「負けてるから入れました。攻撃的な選手を入れて仕掛けるだけですよ」

Q:関口選手を投入した際、コンディションがあまりよく見えなかった梁選手ではなく、太田選手と代えた意図は？
「いや、太田も少しずつミスが多くなってきたので。あの場面は梁を残すか太田を残すかというところだったが、梁はラストパスに可能性が感じられたので残しました。あと太田とフェルナンジーニョが行き違うことが多くなってきていたし、また太田もそこからクロスを上げるまでが精一杯で、抜き切って行くというところまではいってなかったので、同じタイプの関口に逆サイドをやらせようと思いました」

Q:打開策として入った今季初スタメンの鎌田選手と太田選手について評価は？
「ある程度手堅くチームの戦術に則ってそれぞれのよさを表現しながらプレーしてくれてたと思っています」

Q:流れのなかでは守備が機能していたと思うが、とくに意識して臨んだことは。また前半の途中にDFラインに指示を出していたと思うが、どのような指示でしたか？
「自陣とミドルゾーンと相手ゾーンの守備を考えて挑んだ。そのなかで、相手のアクションに対してラインコントロールするのか全体でブロックを組むのかをはっきりさせて戦おうと話していたので、そこはうまくやれた。逆に、前半の守備で田原とエリゼウの競り合いが相手に収まっていたのと我々がファウルを与えてしまっているところがあったので、体を預けないように対応しようと、そしてチャレンジとカバーをはっきりさせようと指示した。流れのなかではみんな対応できていたと思う」

Q:就任3年目で3連敗は初めてだが、この結果を踏まえて次のC大阪戦までにどう立て直しますか？
「3年目で3連敗というのも、いい語呂じゃないですか（会場笑）。チームとしては初の経験ですから、これを糧にしてやっていくしかないと思っている。負けたことで悲壮感を持つ必要はないと選手とは話した。いちばんダメなのは、自信を失ってそれぞれがバラバラになること。前節ホームでほんとうにひどいゲームをしてしまい、そこから立ち直って今日、結果を見れば同じ黒星だが、内容的には修正して表現できたところもたくさんある。自分たちは優勝を狙う出来上がったチームではないし、発展途上のチームなので、これを糧にしてやっていくだけ。今節と次節はJ2からJ1に昇格した組の対戦。前節、湘南がC大阪に負けてる、我々は湘南に負けた、それなら我々はC大阪に勝つしかない、ということで頑張ります」

以上