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【J1:第8節 京都 vs 山形】加藤久監督(京都)記者会見コメント(10.04.24)

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4月24日(土) 2010 J1リーグ戦 第8節
京都 1 - 2 山形 (13:04/西京極/8,073人)
得点者:42' 角田誠(京都)、82' ハンドンウォン(山形)、90'+2 田代有三(山形)
スカパー!再放送 Ch183 4/25(日)08:00〜(解説:上田滋夢、実況:寺西裕一、リポーター:和田りつ子)
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●加藤久監督(京都):

「こんにちは。負けなくてもいい試合だったなとは思いますが。最後のやっぱり、後半の30分過ぎというものの、戦い方とか、1-0でリードしている時の気持ちの持ち方とか、もう少し、何と言うか…、相手の攻撃を受けて立つという部分ではなくて、前に出てディフェンスをするというところがあれば、1点目も2点目も入らなかったという風に思います。それが、守るというと本能的に下がるという、そういう所の悪い面での、気持ちの上で守りに入ったというか、そこを突かれた試合だったと思います。流れからいえば、2点目を決めるチャンスが沢山あった訳で、そこの2点目を決める決定力を磨かなければいけないと思います。その2点目が入らなかったというところで、ツケを最後に払わされたゲームだったと思います。勝負という点から言えば、すごく甘さというか、そういうものが出たゲームだと思いますけども。そういう部分で、今日は守備のところで言えば積極性に欠ける部分が最後のところで相手のゴールという形になったと思います。いずれにしても、もう一度精神面、そういうところを作っていくということをしないといけないなと感じました。ただ、戦術的なこととか、或いはゲーム運びというのは、もちろんサッカーは90分ですけど、70分、75分、80分、これくらいまでは悪くはなかったと思うので。そういう部分はそういう部分として評価して。選手が、やることがまた変わってしまうとか、そういう気持ちにならない様に、チーム作りの方向性に関してはこのまま何も変えずに、まずはやっぱり、気持ちの面での充実、変化というか、そういうものをしっかり次の試合までに作っていきたいなと思います」

Q:山形の小林監督が、ちょっとしたミスという表現をしていましたが、それについてどう思うか?
「ミスというよりも、点を決める、完全に崩して、後は入れるだけという状況ですから。そこに必要なのは冷静さだったり、或いは集中力であったり、そういうものだったり、或いは自信とか、そういうものだと思いますので。やっぱりそういうところが、後ろの選手からすれば、そういうチャンスがない状態でゲームが流れているのならあれですけど、後ろの選手は早く楽になりたいというか、そういう気持ちを持つと思いますので、『何で決めないんだよ』という気持ちがストレスになっている部分はあるんじゃないかなと思います。いずれにしても、多分、2回か、3回は決定的チャンスがあったと思うんです。そこの決定力の無さが最後、ああいう形になって出たと思います。ただ、チームとしてはそれでも、入らなくても1-0で終われる、そういうものを作っていかなくてはいけないと思います。何も、前の方の選手だけの責任ではなくて、攻守ですから。その辺全体でもう一回、しっかり勝負に強いというものを作らないといけないと思います」

Q:後半の終盤に、ディフェンスの一つ前の部分でスペースが出来たように思うが、そこを守るボランチの評価は?
「それは、こっちが攻めに出た時には押し上げますから、何回もボールサイドであったんですけど、テヒ(郭泰輝)とかが、相手のトップの選手が引いてボールを受けに行った時に、それを簡単にフリーにしてしまっている、そっちの方が問題だと思います。ゲームの流れからいえば、当然、サンガがフィニッシュに行く所までボールを運んでいれば、中盤の選手も押し上げていますから、そのボランチとセンターバックの所をどう埋めるかというのは、センターバックが残っている選手にきちっと、まず、簡単に前を向かせないというか、ボールを受けさせない守備が必要だと思いますし。少しバテていたのか、出足が遅くなっていたのは確かですし、何回かテヒ(郭泰輝)には言ったんですけど、特にそこが付いて行けてないというか、自分の裏が怖いという感じがあったと思います。ただ、ボールの状況としてはディフェンスラインの裏側にボールが出る様な状況ではないので、そこは彼の感覚的なものというのはありますけど、そこで簡単に前を向かせれば相手はもうこっちの陣内深くまでボールを運んできますので、後半はそういうシーンが多すぎたという風には思います。必ずしもボランチのせいではないと。角田は点を取るために最終ラインを、相手の最終ラインを超えて出て行く、或いはサイドに飛び出す。それ自体は全然問題ないと思うので、後ろに残っている選手の守備が問題だと思います」

Q:増嶋選手の交代は怪我?
「そうです。前半ですかね、ひっくり返っていたシーンがあったと思うんですけど、あれの痛みが出てきたので、代えて欲しいと、そういうサインが出たので。自分としては予定外の交代ですけど、その(前半の)怪我の後遺症というか、そういうとこです」

Q:また2失点してしまって、失点がJ1でワーストになりました。守備の修正点は?
「まずはその…、失点がリーグで一番多くなったということを受け止める必要があると思います。で、修正すべき点というのは色々ありますし、その、取られない絶対的な方法というのは誰も知らない訳ですから。ただ、今重要なのは守備のタクティクスも含めて、何かを、今までやってきたことを止めて、違うことをやるというのは逆にチームを混乱させることになると思うので。少なくても前半の守備、後半の30分までの守備、これは仙台戦から、F東京戦も含めて攻守のバランスの取り方というのは改善されてきた部分はあると思うので。むしろ今日はちょっとヘバったのかなと、最終ラインの選手が。サイドのクロスを上げるところに関しても本来もうちょっと寄せなければならないところが、寄せきれていない。真ん中の選手も、相手もポジションを変える、それで相手は元気な選手が入る訳ですからそういう時に守備のポジションの修正が遅れているというか。そういう所で失点が生まれていると思うので。一つはフィジカルという部分もあるでしょうし、今日の失点に関しては、自分たちのラインの裏側にボールを運ばれて、失点している訳ではないので。ラインの手前側でやっていますから、やっぱり真ん中の選手たちのポジションの取り方というのが一番のミスというか、そういうことだと思います。その辺は原因が、最後の終盤に来ても、向こうの動きに対応できていない、へばったというのが一つ原因としてあるかも知れませんし。後は、例えばホームゲームの中で1-0のまま終わらそうと思ったら、センターバックの間に一人、守備的な選手を入れて5人でラインを引くという方法もあったと思います。ただ、今日の試合の中で言えば、1-1のところからやっぱり、我々は3ポイント、今日の試合取ることが目標だったので。そういう選手交代をしたつもりです。一つの方法としては最後に、そういう(守備的な選手)を入れるという方法もあると思います。ただ、今日は自分はそれを選択しなかった」

以上
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