4月11日（日） 2010 J2リーグ戦 第6節
熊本 0 - 1 甲府　（13:03／熊本／6,350人）
得点者：29' 養父雄仁（甲府）
スカパー！再放送 Ch181 4/12（月）10:30〜（解説：池ノ上俊一、実況：山崎雄樹、リポーター：風戸直子）
顔写真クイズ | 皆の投稿で作るスタジアム情報
----------

●内田一夫監督（甲府）：
「まず、アウェーのゲームで、サポーターの皆さんが駆けつけてくれて、その期待に答えられてホッとしています」

Ｑ：内容の部分ですが、90分の中でやれた事、できなかった部分についてはどう受け止めていらっしゃいますか？
「前半は比較的ウチのペースでゲームを作る時間が取れたと思うんですけれども、後半はどちらかというと守備一方になってしまったなという印象です。熊本さんのポゼンッションのうまさというのもあるんですが、自分たちのリズムを作る時間を長くしたいと思います」

Ｑ：マラニョン選手やパウリーニョ選手になかなかボールが入らなかった原因は？
「ひとつにはビルドアップの際のスピードだと思います。ある程度スペースを作ってボールを動かせるようになっていますが、ボールを受けてからの判断の早さ、受けてクイックにさばいていくという中で、前線の選手に時間と空間の余裕があるところでボールを配球できれば、もっといいと思います」

Ｑ：養父選手が先発２試合目で結果を出しました。彼のパフォーマンスについての評価は？
「よくやってくれたと思います。ボールを受けてから長短のパスを使い分けるのが彼の良さで、それプラス２列目から前線に絡んで行く幅も広がりつつ、守備の切り替えも早くなって来ているので、非常に良かったと思います」

Ｑ：前半はいいペースでとおっしゃいましたが、かなりファウルが多かったかと思います。勝てていないチームの焦りと言うか、精神的な面がプレーに表れたという感じはお持ちでしょうか？
「おっしゃる通りだと思います。今我々にとって大切な事は、勝つ事で自信を取り戻す事だと思います。そういう事で、勝ちたいという気持ちが先走ってしまうと、それが空回りしたところがあったかなという気はします」

Ｑ：前半の入り方がやや守備的というか、前への推進力が小さかったように思いますがいかがですか？
「それはやっぱり、熊本さんのビルドアップのうまさやポジション取り、センターバックがワイドになってサイドバックが高い位置を取ろうとした時に、どうしても下がらざるを得ない。センターバックがワイドに開いたのを１人のFWが見るというのは、時間的、空間的にそれに対応しながらになってしまう。これは想定できてる部分ですが、その上でどうDFラインをコンパクトに保つかという部分は、今日のゲームの焦点だと思います」

Ｑ：保坂選手を入れたのは、DFラインの前のスペースを使われていたことに対応する意図があったんでしょうか？
「それぞれ全体的に消耗してきていたので、前線の選手で前への推進力、中盤で守備の力が必要だと判断しました」

以上