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【ヤマザキナビスコカップ 浦和 vs 磐田】フォルカーフィンケ監督(浦和)記者会見コメント(10.03.31)

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3月31日(水) 2010 ヤマザキナビスコカップ
浦和 1 - 1 磐田 (19:30/埼玉/22,836人)
得点者:13' 成岡翔(磐田)、90'+2 ポンテ(浦和)
★ヤマザキナビスコカップ特集ページ
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●フォルカーフィンケ監督(浦和):

「私達はローテーションの一環として4、5人の選手を入れ替えた。彼らにとっては自分が主力級の選手だとアピールする場だったが、残念ながらその入れ替えが前半のあのようなプレーにつながった。ハーフタイムで前半のことは分析せず、後半に向けて新しい試合を始めようと送り出した。後半のポンテ投入は前から話していたことで、彼がピッチに立ってからすぐにしっかりしたパフォーマンスを見せることができた。後半のチームの質は前半と比較して十分なものだったと思う。ただ、だから前半を忘れたいわけではない。今日の試合は何人かの選手にとって、大切な経験の場になった.

今日新しくプレーした選手は今年に入って一度もスタメンを経験していなかったのだから。私はできる限り強いチームをピッチに送り出そうと考えていたが、残念ながら何人かの選手の入れ替えがあのような、私もとてもガッカリするパフォーマンスにつながってしまった。

しかし後半はある程度しっかりした形のプレーを見せることができた。前半を忘れてはいけないが、後半はある程度認めることができるパフォーマンスだった。それから1つの事実として伝えたいが、私はポンテとは前もって後半から使うと話し合っていた。前半のスコアに関係なく、後半の始めから使うことは決まっていたし、実際にその通りの投入になった。何人かの選手は土曜日の試合もあるので、前半だけ使って他の選手を送り出すことも考えていたが、前半の質があまりにも悪かったので、選手を入れ替えることができなかった。今年初めて先発した選手に関して、特に峻希に関してはある程度しっかりしたプレーを見せてくれたと思うし、90分を見渡せば彼のプレーの質はそう悪いものではなかったと思う」

Q:前半のスタメンに関して戦術的な意思疎通が感じられなかったが、練習ではいい動きを見せていたのか?
「前半は確かにチーム全体に不安を抱えていた。試合が始まった時点でファーストボール、セカンドボールを我々がロスしたことでなかなか安定したゲームの入りができなかった。しかし、数日前の練習では全く違う状況だった。選手の名前は挙げないが、前線の2人がお互いを助け合う形で機能しなかったのも事実だと思う。だから、ハーフタイムで部分的に修正を行った」

Q:前半から後半にかけて劇的に変わったが?
「正直なところ細かいことを語ることはできないが、多くのメンバーが所属しているわけだし、自分が主力級の選手だとアピールするために、練習で見せていたことを公式戦で再び証明しなければいけなかった。しかし残念ながら前半に関して言えば、少なくとも今日のメンバー構成で言えば、彼らがなかなか優れたプレーを見せることができないという状況が生まれてしまった。ハーフタイムでたった1人の選手を投入したわけだが、このたった1人の選手が入ってきたことでチーム全体が前半に比べて機能するようになった。そして最終的には後半のパフォーマンスの向上につなげることができた。ハーフタイムに行った選手の入れ替えがパフォーマンス向上に影響を与えた。うれしいのは、チームが前半のパフォーマンスに対してどのような反応を示したかということ。悪い内容でリードも奪われ、追いつかなければいけない状況だった。このような状況では自分たちがカウンターを受ける危険性があることは理解していただけると思う。そして後半は相手に得点チャンスを許していなかった。そのなかで後半、いくつかの決定機を作れていたし、同点に終わったのは妥当な結果だと思う」

Q:ホームで磐田と引き分けたことについては?
「このナビスコカップでいい結果を出したいと思っているので、今日の結果には満足していない。しかし去年は第一節を終えた時点で勝点ゼロ、今年は勝点が1つ多いわけだし、去年は初戦を落としたが、最終的にはグループ首位で突破できている。何が言いたいかというと、この勝点1を取ったことでグループリーグを突破する可能性が少なくなったわけではないということ。私が知っている限りでは、決勝トーナメントに進出できるのはグループリーグで1位、2位に入ったチームである。去年は黒星スタートで最終的には首位通過を果たしており、初戦で引き分けたからといってグループリーグ突破の可能性が低くなったわけではないと私は思っている」

Q:初出場のスピラノビッチがあまり機能していなかったが、機能していくためには何が必要だと思うか?
「前半はもしかしたらオーストラリア代表監督が見に来ていることもあって、少しナーバスになっていたところもあったのかもしれない。前半はいくつかのミスを犯していた。ただ、とても興味深いことに、後半に入ってからはプレーの質が上がった。前半のナーバスな状況は後半に見られることはなかった」

以上
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