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【J1:第3節 京都 vs 仙台】加藤久監督(京都)記者会見コメント(10.03.20)

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3月20日(土) 2010 J1リーグ戦 第3節
京都 2 - 1 仙台 (13:04/西京極/8,177人)
得点者:6' 角田誠(京都)、36' 中原貴之(仙台)、53' ディエゴ(京都)
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●加藤久監督(京都):

「ホームゲームですので、なんとか京都の皆さんに、3ポイント取って結果を出す試合にしたいと思っていましたので、そういう意味では選手はよく頑張って、我慢する所は我慢して、後半送り出す時に、10分以内に追加点をもう1点取りに行こうと言っていましたので、そういう気迫というのが2点目に現れていたと思います。勝って3ポイント取れたことは本当に良かったと思います。ただ、反省しなくてはならないところもありますし。一つ大きなところは一番気をつけていたセットプレーというもので、こちらが抵抗せずにあっさりと入れられてしまったと。かなり準備してきたつもりではありましたけれども、あのようなやられ方というのはあってはならないことだと思いますし、十分に準備したつもりでいてもああいう失点が起きたということに関しては、これからああいう失点を失くすということを徹底しなければならないと思います。

サッカーというのは色んな状況、流れというのがあると思いますけれど、前半の早い時間帯に先取点を取るということは、ある部分選手の積極性を隠してしまうという面もあるのかなと。慎重になるというか、その1点を大事にいこうと思う気持ちが働く、もっとガンガン行ってもよかったのでは、と思う場面が前半にもありました。ただ後半に関しては相手も前がかりになって後ろからどんどん前に入れてくるということも分かりましたし、後半に入ってだいぶ風も強かったので、こちらのボールがだいぶ戻されるくらいの感じでしたから、そういう条件の中ではよく真ん中でしっかりしたポジションを取って、対処していたと思います。GKの水谷も前節に続いて非常に仕事をしてくれたと思います。鹿島戦で本当に皆が我慢して最後に1ポイント取ってこういう形で3ポイント取りましたので、やっぱり勝点が伸びれば気持ちも軽くなるというか、プレッシャーも少し軽くなる部分もあるでしょうし、自分たちのやり方とか、コンビネーションというものが日本のサッカーが初めてという選手がピッチには二人いましたので、そういう選手との連携もだんだんとれてくると思います。そういうものをもっと良い方向に出すためにはやっぱり勝点というのが非常に大きなものだったので選手が非常に頑張ってくれたと思います」

Q:初先発で起用した渡邉大剛選手、角田誠選手で先制点ですが、振り返っての感想を。
「城陽で何回も何回も練習している、そういう中から生まれた、何回も観ているシーンを本番でも観たというシーンでした。角田自身のヘディングの打点の高さもそうですし、大剛もそうですけど、城陽で頻繁に観られるシーンという、練習ですから何回もやりますが、そういう中で出てきたシーンを観ているような、相手も防ぎようがなかったんじゃないかなと思いますけど」

Q:渡邉大剛選手を先発で起用しようとした理由は?
「去年アキレス腱を切って今年復帰して、自分が考えていたよりも早く復帰していますけど。彼自身は90分まだ無理なので、交代で相手がちょっとへばってきた時につかうか、あるいは行ける所までという部分もありましたので、鹿島戦を観ても体のキレがだいぶ戻ってきた感じだったので、今日はその、立ち上がり点を取りに行きたいと。大剛の突破力を最初に使ってこっちがリードする展開に、流れとしては持って行きたいなと思ったので、先手を打つという意味で大剛を最初に使った。もし流れの中でちょっとこう、攻守両面があるので、彼自身のコンディションのサイン、アキレス腱とかを含めコンディションのサインが出たら代えようと思いましたので。前半の暑い中動いてましたので早めに代えた方がいいなと考えて、あそこでひっこめました。考えたのは先手を打ちたいというところです」

Q:前半の途中、角田選手を少し引いたポジションになっていたが。
「途中で梁選手が下がり目に中盤に引いて、森下がそこに行けない状態だったので、つまりアンカー一人だとスペースを埋めきれない状態だったので角田にチエゴの左サイドのスペースを消せと。彼はすぐそれを理解してスペースを消すようにしていました。向こうのアウトサイドの中盤の選手が下がって中盤に受けにくる時に少し、こっちが判断のずれと言いますか、そこに中盤の選手が行くのか、あるいはサイドバックの選手が行くのか、その辺の判断のずれというのを上手く突かれて前を向かれるシーンが多かったので、そこは角田には少しダブルボランチ気味になれと、そういう形になるように修正しました」

Q:金成勇選手投入の意図と評価を。
「前で、風下になっていましたのでスペースに流れて起点になる仕事を期待して送り出しましたけど、どうも自分が彼自身にそういう役割を伝えきれていなかったと。彼自身が役割をもっと普段は出来ると思うんですけど、多分2-1という緊迫した状況の中で少し…、まあ、運動量、走力というのもので京都の中でもトップ、フィジカルテストをやってもトップなんですけど、どっかで緊張が彼にブレーキをかけていたと思いますし、正直、こちらがやって欲しい仕事はなかなか出来てなかったと思います。何をしていいか分からないというか、意図がなかなか見えなかったので。やっぱりセンターフォワードですから、3トップのセンターフォワードだったらそんなに難しくはないと思うんですけど、ああいう状況で入ったということ、少しパニックになったのかなと思います。彼自身のポテンシャルというのは相当高いものがある、こういう雰囲気でないところなら相当高いものを見せるんですけど、まだやっぱりそういうものに順応しきれないというところは彼自身の個人の課題とは思います。もちろんこっちも彼にはチャンスをやりますけれども、そのチャンスを自分で掴まないとプロの世界では生きていけないと思います。必死さがあったらあがることはないと思います。あがるというのは中途半端にやるからあがるのだと、どっかでいいところを見せようと、自分の評価を気にするという所があるから、そんなことを考えずにここでやらなければもう出番がないというくらいの必死な気持ちでやることが彼自身に必要かなと思います。少し厳しいかもしれませんが、本人にも同じことを言おうと思っています」

以上
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