お待たせしました。スカパー！岡山担当リポーター「かおりん」こと、守口香織さんをご紹介します。中継をご覧の方にはお馴染みですが、彼女が実況・解説の合間に入れる情報のタイミング、言葉の発し方、声の響き、すべて的確で、心地いいですよね。

試合当日は、早めにスタジアム入りする、かおりん。準備の空き時間に、スタジアムグルメの列に並んで、「ホルモンうどん」や「炙りチャーシューごはん」などを頬張ったりしているので、「あ、かおりん、普通におる！」と、岡山サポが驚くこともしばしば。かおりんは試合当日だけでなく、練習場にもこまめに足を運ぶため、ここでも、「あ、かおりん」と驚かれたりしています。

最低でも週に１度、週末にホームゲームのある週は、２度にわたって練習場に訪れ、選手の話を聞いているそうです。ちょうどこの日は、股関節不調から復帰し、トップチームの練習に合流したばかりのＦＷ喜山康平選手から話を聞いていました。

かおりん：「リハビリで身体は変わりましたか？」
喜山選手：「ケツが鍛えられましたね。走ってる時にケツで走れてる感じがします」
かおりん：「………」
※以上は、インタビューのほんの一部ですのでご安心ください。

さて、かおりんは現在、ＲＳＫ山陽放送（ＴＢＳ系列）に所属するアナウンサーです。小さい時からクラシックバレエ、テニス、フィギュアスケートをやってきたアスリートでもあり、特にサッカーは大好き。学生時代から「アナウンサーになれたら、サッカーの仕事がしたい」と考えていましたが、プロサッカーチームのない岡山（入社当時）での就職が決まった時点で諦めていました。しかしファジアーノ岡山が、２００４年のクラブ創設から駆け足で昨年Ｊリーグへ加盟。「だから、今この仕事が出来ることは本当にうれしい」と言います。スカパー！のリポートでは、選手一人ひとりの素顔や人柄まで伝えたいと考えているそうです。勝利インタビューでは、相手チームの選手であっても、個人記録等のデータを頭に入れて、選手のいい表情を引き出せるよう、心がけています。

そんなかおりんですが、昨シーズン、局アナの仕事で海外出張していた８月に、岡山がホームで連勝したため、関係者からは、からかわれてていたようです。
実況の川崎祐一氏からは、試合後に国際電話で「自慢げな勝利報告」を受けたのだとか。いやいや、かおりんは、勝点３を持ち帰った今シーズンの開幕戦にも出かけてますし、昨シーズン最後の勝利（こちらもアウェイ）の時にも現地スタジアムにいましたから、そんな言いがかりはよしましょう。かおりんの今の願いは、ただひとつ。「早く岡山の選手にヒーローインタビューしたい」。今シーズンは、彼女を勝利の女神代表にしましょう！　

以上

■J2第3節 3/21（日）
岡山 vs 熊本＠カンスタ
生中継 後03:50〜スカパーCh.181
【解説】佐藤慶明【実況】川崎祐一【リポーター】守口香織

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2010.03.17 Reported by 尾原千明