３月14日はホワイトデー。女の子や男の子、女性や男性たちが何だかよくわからないけれども、思い思いのやりとりをする日とのことだ。

そんななか、小雪の舞う北海道・札幌市の西区にある札幌の練習場の、そのプレスルームではオッサンたちが甘い甘いケーキを用意していた。そう、奇しくも（？）この日は石崎信弘監督の52回目の誕生日だ。報道陣で祝おうという算段である。

果して受け取ってもらえるのだろうか？　前日のホームゲームでは敗戦を喫してしまったし、普段から「男からプレゼントをもらっても嬉しくない」と言い切る石崎監督である。平均年齢が30歳後半くらいになるであろうオッサンたちは、さながら10代の乙女のようにドキドキしていた（ウソです）。

だが、そんな心配は杞憂に終わり、石崎監督は「ありがとーう」と喜んでくれた。細かい説明は大変なので写真を参照してください。

プレスルームのなかでケーキと石崎監督を男性ばかりが囲み、ロウソクの火が消されると盛大な拍手が。シチュエーションはどうあれ、やはり祝い事というのは楽しいものだ。

「前日は試合に負けたのに！」と思うことなかれ。それはそれ、これはこれ。心は広く持ちましょう。心の狭い人はモテませんよ。「お前に言われたくねーよ！」という指摘ならば、正しいです。

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2010.03.15 Reported by 斉藤宏則