3月14日（日） 2010 J1リーグ戦 第2節
神戸 1 - 2 広島　（16:04／ホームズ／9,133人）
得点者：21' 中島浩司（広島）、53' 高萩洋次郎（広島）、69' 大久保嘉人（神戸）
スカパー！再放送 Ch183 3/15（月）08:00〜（解説：山野孝義、実況：三宅きみひと、リポーター：林智美）
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●榎本達也選手（神戸）
「相手はＡＣＬを闘って疲れている状況。ウチは開幕戦を勝利して、気持ち的には主導権を握って闘いたかった。しっかりと動き回って、闘う部分ではしっかりと闘いたかったんだけど、そうならなかったのは選手の気持ちの問題だけではないと思う。
言葉が正しいのかどうかわからないが、相手にうまく合わせられた。ウチが相手に合わせてしまった。主導権を握るところができていなかった。そこは、一人一人が考えていかなければいけないこと」

●大久保嘉人選手（神戸）
「（前半はアウェイのような闘いだったと監督は言っていたが、という質問に）なんなんですかね、向こうのペースに合わせたのかな。神戸っていつもそうなんだけど、１回勝てばちょっと安心してしまうというか…。それで次の試合で向こうのペースに合わせてしまってやられる…。神戸の悪いところが出たと思う。ただ、まだ２戦目なので気持ちを切り替えてやりたい。それは、プレーで示したい。
ウチは試合の入り方が問題。広島のようなチームに対しては、ウチが先制すればすごく楽な試合になったはず。なのに、逆に先制されてしまった。ああなってしまうと、引いて守られて厳しくなる。次の試合からは最初からいける。そういう準備はしている」

●茂木弘人選手（神戸）
「立ち上がりは、相手の長いボールからチャンスをつくられてしまい、間を突かれてペースを握られた。特に引いて守るつもりはなく、相手に長いボールを蹴らせるようにして、そのセカンドボールを拾おうと思っていたんだけど、そこからチャンスを作られてしまったのが厳しかった。
攻撃面では高い位置でボールを奪えればチャンスになると思ったけれど、広島は５バックで引いて守っていた。そこからどう崩すか、が問題。広島のような引いて守るチームに対し、自分たちがじれて我慢しきれず、自爆していってしまう。もっと慌てずにやれればボールは持てるわけで、そこからゴール前にどう行くのかが課題」

●高萩洋次郎選手（広島）
「膝の怪我？　まだ、どうかわからない。明日の検査次第です。
得点は左サイドから（服部）公太さんからのクロスがいい形で入ってきたので、右足で合わせただけ。（佐藤）寿人さんが前に入ってきたし、（公太さんは）いつも見ていてくれるので、あえて前に行き過ぎずに我慢した。そうすると、いいボールが来たので。
今までは途中で追いつかれたりしていたので、もう１点取らないとまずいと思っていた。だから先制しても、引かずに点を取りにいこうと思っていたのが、ゴールにつながった。実際、失点してしまったので2点目が取れて良かった」

●中島浩司選手（広島）
「コンディションは、連戦にしては悪くなかった。
今までは、リードしても追いつかれる展開が続いていたんだけど、今日はリードしていてもできるだけ高い位置でプレーすることを心がけた。それが、勝ちきれた要因。ここまでは引きすぎて跳ね返すだけになっていたけれど、今日は攻め込まれても、跳ね返した後、できるだけ高い位置をとろうとした。実際、いいカウンターもできた。
今日は点を取ることを自分に暗示にかけていた。（自分と同じように千葉から移籍してきた）山岸よりも先に点が取れたことは、よかった（笑）。セットプレーは流動的にやっている。ただ、どうして（自分が）フリーになったのか、それは企業秘密です（笑）。
今までは、結果的に追いつかれてきたけれど、そこで自分たちの方から悪い状況に陥らず、そこまで積み重ねた成果を出そうと考えた。今日は勝ったし、またいいものを積み重ねたと思う」

以上