3月14日（日） 2010 J2リーグ戦 第2節
北九州 1 - 3 徳島　（13:05／本城／4,304人）
得点者：44' 平繁龍一（徳島）、64' 倉貫一毅（徳島）、70' 中嶋雄大（北九州）、90'+1 徳重隆明（徳島）
スカパー！再放送 Ch181 3/15（月）12:30〜（解説：小野信義、実況：田中友英、リポーター：麻倉ももこ）
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●美濃部直彦監督（徳島）：

「北九州はホームで戦うということで、高いモチベーションで臨んでくるだろうと。前節（北九州は）負けましたけど、非常にアグレッシブなサッカーをやっていたので、そう簡単には勝てるとは思わず、非常に難しいゲームになるだろうと予測して臨みました。
前半は膠着した状態でしたが、うまく１点を取って１−０で折り返せた。確実に勝つためには２点、３点取っていかなくてはいけない。そう考えると今日は勝点２を失う可能性のあるゲームの運び方をしてしまったと反省しなければいけない。勝ったことは素直にうれしいし、よくやってくれたと思っていますが、やはりこれから先の厳しいゲームを戦っていく中で、今日のような２点取った後の１失点というのは、ゲームの中ではやってはいけない。それも取ったあとすぐにやられるような形であれば、相手の勢いは止まらない。今日の戦いの中で反省すべき点は、２点取った後の試合の運び方。３点目を取ってしまうのか、１点もやらないのか。そういうところをしっかり反省しないと長いリーグを戦っていく上で、勝点を失っていく可能性はある。勝ちましたけど、しっかり反省したいと思います」

Ｑ：２トップの動きも良かったが、勝ったのはどこが良かったのか。
「北九州はハイプレッシャーをかけるチーム。ボールに対するアプローチはきついが単純に前線にボールを蹴るだけではなく、繋ぎながら空いているスペースでプレスを回避し、サイドを変えながら時にはトップに入れたり、時には背後に入れたり。そういう相手のプレッシャーを回避することを今週ずっと練習してきたので、その点はうまく入っていけるシーンはあったし、そのあたりが攻撃につながった要因。最後の崩しのところも得点という形に今度は結びつけないといけないと思います」

Ｑ：後半は向かい風になったが、守備はどうだったが。
「全体的な守備は悪くなかったと思います。失点につながった時は、カウンターを受けて、取られた選手も最後まで追いかけて守備をした。しかし、そのあとのゴール前のバランスを考えると、ボールを振られた時に中のマークが少しルーズになった。失点した原因だと思うので修正したいと思います」

Ｑ：後半はディフェンスラインの裏を突く機会が増えたようだが、ハーフタイムに指示したのか。
「北九州は、宮崎やここであった大会、前節を見て、ラインは非常に浅いなと。今週のトレーニングの中でもその背後を突く練習をした。前半はボールが流れて効果的なパスはできなかったが、後半はボールをスペースに置きに行けば、チャンスはできたと思います。そういうのも一つの狙いであったのは間違いないです」

以上