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【J1:第2節 京都 vs 鹿島】加藤久監督(京都)記者会見コメント(10.03.14)

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3月14日(日) 2010 J1リーグ戦 第2節
京都 1 - 1 鹿島 (13:04/西京極/15,222人)
得点者:63' 野沢拓也(鹿島)、89' ディエゴ(京都)
スカパー!再放送 Ch180 3/15(月)08:00〜(解説:水沼貴史、実況:寺西裕一、リポーター:和田りつ子)
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●加藤久監督(京都):

「ホームゲームにたくさんの皆さんが集まっていただいて、第1節の神戸戦を落としているので何とか勝点を積んでいく戦いにしたいと思っていましたけど。今日のゲームに関しては第1節で見せたちょっと気持ちが上滑りしたような部分がチーム全体としては少し消えてきたかなと思います。ただ、スタメンで出たメンバーの中にはまだ少し鹿島というチームに反応したり、あるいはJリーグの試合というものに反応して自分の力を出せなかった選手もいたかなと思います。グループ全体で観れば鹿島のアタックにもよく体を張って我慢していましたし、またレフリーの判定にもよく我慢したなと思います。今日はそういった粘りとか我慢強さというのが最後に、ああいう形、同点に追いつくゴールを挙げることができました。流れの中でいえば、何回かチャンスもあったと思いますが、まぁ第1節のことを踏まえてやれば、リーグ戦ですから勝点を積んだということと選手の頑張りというのを評価したいと思います。最後の最後まで本当にサポーターや京都の人たちのために戦ったという姿勢を示してくれたことに、選手に感謝したいと思います。次のゲームに、いい準備をして、次は本当に勝点3が取れるように頑張りたいと思います」

Q:試合後サポーターから拍手が出るような感じで、良く追いついたという印象です。加藤監督は試合前に「爆発力を持った選手が必要だ」と話していましたが?
「爆発力のある選手という意味は、点を取る時にはある瞬間、アドレナリンがこう、出過ぎるくらいの集中とか気合とか、そういうものが必要になってくると思う。そういう意味でディエゴはそういうプレーを一瞬作ってくれた。その前に(中山)ヒロキもよくあそこでマイボールにしてくれたと思います。誰かがエネルギーを爆発させるような瞬間を作らなければ突破も出来ないでしょうし、シュートも決まらないという意味でそう言ったのです」

Q:守りつつ攻める形が出来ていたのでは?
「鹿島はいろんな攻め手というのを持っています。今日、ウチが入れられたように、セットプレーも直接でも、それからCK、FKで合わせてくるボール、いろんな攻め手を持っている。状況に応じて手を変えてくる、打つ手の多さにかけてはJリーグでもトップのチームだと思います。そういうチームにしっかり対応していかなければいけないと思っています。そういう意味では両サイドの内田と新井場の攻め上がりをどう止めるかというのも重要なところ。そこに対して言えば、少し中盤の両サイドが消極的過ぎたなと思います。もっとやっぱりウチが先手を取ってボールに向かう姿勢を示していれば、彼らの上がりというのを抑えることができたと思う。人間というのは守れと言うと本能的に下がるというか、そういう所がありますけど、前に出て守るという姿勢を作っていってほしいなと思います」

Q:1点ビハインドで柳沢選手を下げて中盤の選手を入れた意図を
「最近の流行りで言えばゼロトップ、本当の意味でのストライカーを配置しないでやる形というのは何回かは練習試合でもトライしていましたし、安藤、中山博貴、角田、(渡邉)大剛、増嶋、その辺はある意味ではあうんの呼吸というところがある。動きがスムーズになるという、そういう部分の力を利用しようとは思っていました。相手チームにとってはセンターフォワードがいなくなるわけで、ちょっと捕まえづらいというか、そういう部分が出てくると思うので、最後あそこで金成勇や宮吉というのを出せば、相手は逆にやりやすさというか、そういうものを感じるのではないか。ここでちょっと、味方同士の連係の良さを使うのと、少しやりにくさというか捕まえづらさを利用できればと思っていました。ヒロキのところとディエゴの絡みは練習の中でも非常に良かった。最後、ああいう形で点になったというのは、ある程度選手にもいい感覚で残っていた…、成果だと考えています」

Q:森下俊選手を起用した理由と評価を
「中村太亮はサイドバックのトレーニングをしていて、初戦でもサイドバックでプレーしていましたけど、やはり本当の意味での守備力というのがまだまだ足りないという部分はあります。ただいろんな意味で急激に伸びている選手ではあるので、彼自身の伸びしろというのを期待して出していこうとは思っていました。あそこで森下を起用したのは、まず一つは相手が鹿島だということですし、もう一つは森下が危機管理の出来る選手で、スピードもありますし、マルキーニョスとか興梠が少しサイドに流れた時も十分に対応できる速さをもっている。あそこで太亮を使うと押し込まれる瞬間というのが出てくるのではないかと思った。ただチーム、クラブを作り上げていく時に中村太亮のような20歳ぐらいの選手がどんどん試合経験を積むというのは重要なこと。今日は1つ前にやったら対面が内田だったので、それを意識しすぎたかなとは思いましたが。森下を使ったというのは太亮ではもたないと判断したから。相手によってはサイドバックを使う、また戻すということもあり得ると思います。(森下)俊に関していえば、守備面での貢献は非常に大きかった。彼自身が持っているものを十分に出してくれたのではと思います」

Q:ディエゴ選手の評価を
「神戸戦に関していうと、少し下がってボールをもらっている場面があったので、今日はなるべく柳沢の近くでプレーするように何回も言っていました。夢中になるとどうしても自分で受けにくるというところがありますが、今日はそういうシーンと言うかボランチの所まで下がってくるシーンというのはそれほどなかった。前で上手くカウンターの時にゴール前に顔出すとか、そういう仕事はやってくれた。鹿島の試合はACLとかリーグ戦、『FUJI XEROX SUPER CUP』も観ていて、後半の20分くらいから中盤がやっぱり空いてくるというのがあった。選手には『岩政と伊野波の前のスペース、中田浩二と小笠原のアップダウンのところが必ず空いてくるから、そこに必ずいろ』ということは言っていた。そこで上手くそのスペースを使えたんじゃないかなと思います。ディエゴ自身は京都の攻撃の大きな力だと思います。先ほど言いましたように、彼自身本当に集中した時のプレーというのは止め切れない。ドドドドという感じで、『あ、入るな』という感じをシュートを打つ前に予感させるような爆発的な集中力を出せる選手。今年はキャンプ合流の時には去年のシーズンが終わった時と同じ体重で来ましたので、もっと活躍すると思います」

以上
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