3月6日（土） 2010 J1リーグ戦 第1節
Ｇ大阪 1 - 2 名古屋　（19:04／万博／18,105人）
得点者：14' 玉田圭司（名古屋）、21' 二川孝広（Ｇ大阪）、68' ケネディ（名古屋）
スカパー！再放送 Ch183 3/7（日）05:00〜（解説：本並健治、実況：中邨雄二、リポーター：高野純一）
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●西野朗監督（Ｇ大阪）：

「開幕戦に対する全員のモチベーションは非常に高かったと思います。内容的にも決して悪いとは思わないですが、後半少しテンポアップしたいところで逆にダウンしてしまったなという感じはする。全体的に量的な動きも少なくなってしまった。前線の２人の動き出しとか、前半できていたクサビのボールからの早い展開が少し後半できなくなった。疲れとは思いたくないんですが、後半少し内容的にはダウンしたという感じはします。まあ、わずかなところだったと思うが、勝ち切れないのは残念。整理してまた次に、という感じです」

Q：前半中盤でよくボールが通った。うまく吉村圭司選手の両サイドのスペースを使えていたと思いますが。
「バイタルエリアがかなり空いていたので、トライアングルの吉村の左右、前のプレスは厳しいが、１つ抜ければああいうスペースを有効に使える。そこを有効に使えて前線の２人のエリアへの侵入だとか動き出しも早かったので、二川、橋本あたりのインサイドでのポジションをとってのボールの受けとかも非常にスムーズだった。その力がアタッキングサードでもう少し使えれば、という中でチャンスはあったとは思う。その形が後半もっと出来るかなと思ったんですが…。間延びした中で、それがなかなか取れない。グランパスがコンパクトにしてきたのか、ガンバの前線、中盤の動き出しが少し遅くなってきたということなのか、非常に縦のボールが入りづらくなっていた。そういう圧力が後半かけられなかった。両サイドが上がって行く中で、スムーズに使えなかったりとか、縦のスピードが少し後半はとれなかった」

Q：後半のダウンは疲れから？
「極端にダウンしているとは思わない。グランパスにも同じいい時間、悪い時間があって、失点もミス絡み。何となく予測出来るような失点でミスが重なって、危険だな、危険だなって思っていた中での失点だったし、落としたから極端に悪いとは思いたくない。続けられるところは続けて、いいイメージを持っているところはあると思うので。スイッチした選手たちがもう少しアクセントつけてくれたら良かったんで
すが、ドドもどれくらい出来るかと思ったが、ノーチャンスでしたね」

Q：次（3/14＠長居　vsC大阪）は大阪ダービーですが。
「ACLも挟むし、集中し続けないといけないと思う。余裕は全くないし。遠藤あたりの個人的な部分も、少し考えていかないといけないかなと思う」

Q：安田理大から平井将生へのスイッチですが、金崎選手がけっこう攻めていて、そこを抑えるために明神選手を左に持って行くという考えだったのか？
「優先順位からするとそれは先ではないですね。攻撃をまず考えました。攻撃の部分を増やしていかなければいけない。そのために人と、ミチの今日のサイドアタックの圧力のかけ方とDFのバランスをみた中で、あまり攻撃にも機能していなかったので。後半も上がれない状態で、上がれないから突かれたりケネディが寄ってきたりして…やはりマイナス部分が出てしまったという感じも受けた。攻撃のシフトに切り換えたいなというのはありましたし、まずはそこを考えた。二川もセンターに置いておいたほうがいいとも思いましたし」

Q：先ほど遠藤選手の個人的な、とおっしゃったのはコンディション面ですか？
「１試合１試合、正確なチェックはしていかないといけないし、今はよくてもどこかで厳しい状況は来てしまう。日本代表を優先には考えていないが、やはりあるスパンの中で特に考えないといけないとは思う」

以上