3月6日（土） 2010 J1リーグ戦 第1節
川崎Ｆ 2 - 1 新潟　（16:03／等々力／22,117人）
得点者：1' レナチーニョ（川崎Ｆ）、22' 黒津勝（川崎Ｆ）、64' 曹永哲（新潟）
スカパー！再放送 Ch185 3/7（日）08:00〜（解説：田中孝司、実況：下田恒幸、リポーター：高木聖佳）
顔写真クイズは第2節スタート！ | 皆の投稿で作るスタジアム情報
----------

●黒崎久志監督（新潟）：

「今日は私自身初の采配ということで、立ち上がりのところでやられたのはあっけにとられたというか想定外でした。ただ、（スタジアムに）入る前に他会場の経過も聞いていたので、そこでも同じようなことが起きていたので、そこらへんのことは選手達に伝えて『入り方のところをしっかり集中して』と伝えていました。ただ、いかんせんフロンターレさんのホームということもあって、最初は受身に回ってしまった部分がありました。ただ時間の経過とともに慣れてきて、ハーフタイムの時に『もう一度気持ちを入れ直して』ということで、後半やはり選手達もすごく球際とか厳しくやってくれて、こちらにある程度優位に試合を進めることができたと思います。ただ、もう一点取れるところがあったんですけど、なかなかそこで相手GKのファインプレーなどもあって（取れなかった）。もう一点欲しかったんですけど非常に初戦を飾ることができなくて残念ですけど、次のホームでしっかり立て直して、後半の気持ちで戦って、いい結果が出せるように頑張っていきたいです」

Q:後半の攻撃について。どういった指示を出していたか？
「裏に抜け出すというところと、戦術的なところで、中盤の相手FWを一個飛ばしたところ、相手ボランチの両サイドが結構空いてきていたので、そこをうまく利用して背後を獲るというか、裏をとるという指示を出していました。そこでうまくヨンチョルとかがそのスペースを使ってドリブルなどができて、何回かチャンスを作ることができていたと思います」

Q:先ほど稲本選手の両サイドが空いているという話しでしたが、その後川崎Fの方が谷口をやや下げてダブルボランチにしていました。そこで大きな変化が相手にあって、攻めにくくなっていたのか？それとも、（ダブルボランチという）状況の中でも選手達がうまくやり続けて、新潟の選手がうまく対応していたいたのか。どちらだったのでしょうか？

「うちの選手達も上手くスペースを利用して、空いたスペースを突いて攻撃をすることができていたと思います。フロンターレさんもダブルボランチにしてきましたが、そこを突かれているのでスペースを消してきたんですけど、うちもヨンチョルとかサイドに強い選手がいるので、そこを相手が来てもうまく利用してやっていくと。サイドからの攻撃をうまく仕掛けられればということで、酒井も途中から入れて積極的に上がってそこを突いていくということは言いました」

Q:ファグネル選手の評価について
「ファグネルについては、一発を持っていると。フィジカルのところで何回か突破しかけたところがあったのですが、やはりあそこまではいくのですが、最後のところまではいけなかったのはちょっと残念でした。ただ、彼は若い選手ですし、日本のサッカーにも、去年山形さんの方にいたのですが、まだ試合もやっていなかったので、こなしていけば、かなり成果というかいい選手になるんじゃないかと思います」

Q:90分間戦ってみて、次節ホームの開幕に向けて、一番の収穫、手ごたえを感じられた部分は？
「キャンプからやってきたサイド攻撃とか前半も何回かオフサイドを取られた部分もあったのですが、サイドを崩してクロスから中の入り方や迫力のある入り方はできていたので。まして後半もそういう部分はあったので、やはりそれをもっともっと相手を揺さぶって攻撃ができるようにやっていきたいなと思っています。
あとは、課題というか守備のところでバランス良くやらないと、セカンドボールを拾われてしまうので、そこは修正していきたいと思います」

以上