2月6日(土)東アジアサッカー選手権2010 SAMURAI BLUE(日本代表) vs 中国代表(19:15KICK OFF/味スタ)
TV放送:フジテレビ系で19:00〜生中継
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●岡田武史監督(SAMURAI BLUE(日本代表)):
「ベネズエラ代表との試合を終え、あのおかげでいろんなポイントが明確になって、短い時間でしたがいいトレーニングが出来たと思っています。明日の中国代表は、監督も代わり、若返って非常にアグレッシブなそして身体能力の高い選手が多いと見てますが、それに対してぜひ私たちのサッカーをして、いい戦いをして勝ちたいと思います。以上です」
Q:中国とは2年前に対戦していますが、岡田監督への交代直後で、その時も国内組でした。その時の代表と今の代表と、レベルの差は?
「レベルの差というか、全く違うチームなので、チームとしてのまとまり等含めてある程度の差はあると思います。ただ、コンディションを考えればあの時は1月のもうちょっと早い時期に集まっていたので、同じくらいかなという感じを受けてます」
Q:ベネズエラ戦で少し気になるポイントがあるとのことでしたが、東アジアの一戦目ということで、どこに注目されていますか?
「シーズンオフから開けてきたときにチームというのはプレッシャーに慣れていないのでプレッシャーにとまどうか、それとも大きな動きができなくて戸惑うか、大体どちらかのパターンなんですが、私はチーム作りするときはプレッシャーに慣れていない方が怖いと思っていますので、プレッシャーに慣れさせるようなトレーニングをします。そういう時は狭いコートでの練習になるので、大きな動きが少なくなる。そこを少し改善したいと思います」
Q:大会3試合全体を通じての目標と、選手が23人いますが3試合トータルで全員を使うつもりがあるのかどうか?
「改めて東アジアの大会をやるからには優勝を狙いたい。まだ1回も優勝していないとのことですので、ぜひ優勝したいと思っています。我々は大きな目標がありますが、今は目の前の明日の試合に勝つということに全てを掛けて考えています。トータル3試合で、できるだけ色々な選手を試せるチャンスなので、試していければと思っていますが、こういうゲームプラン、またトーナメントプランはどんどん変わるので、あまり言うとまた変わりましたねと言われるので、一応予定としてはできるだけ多くの選手を使いたいと。それと共に最後の韓国戦にいい状態で臨むために、我々は中2日で韓国戦、韓国は中3日ということなので、そこで選手のコンディションも考えて、他の多くの選手を使えればと、今は考えています」
Q:ベネズエラでは玉田圭司選手(名古屋)、内田篤人選手(鹿島)に不安はあったのですが今はないと?
「疲れが残っている選手はいますが、ケガでできないという選手は一人もいません。
Q:ベネズエラ戦のあとで、チーム作りの段階として必修から選択に入っているという話をされていましたが、その観点で見たときに選手のどこに注目してご覧になられていますか?
「まだ、トータルの3試合で見てみたい、(調子が)上がっていってもらえればと。今日はセットプレーの練習をしたんですが、セットプレーの練習もこちらからあまり誰がどこにいってという指示ではなく、選手同士で話し合わせるという。その方が、自分たちでやるという意識が出て、いろんなイレギュラーな事が起きたときに対応しやすくなる。そういういろんな状況の中で、昨日も紅白戦をしましたが選手同士でかなりいろいろなコミュニケーションを取るようになってくれている。そういう意味で成熟していく段階になってくれればと思っています」
Q:2年前よりもチームとしてのまとまりが出ているとのことですが、具体的にもう少し教えてください。
「2年前と比べるのが難しくて、あの時のチームと何をどう比べるのか。2年前のチームのことをそんなによく覚えていないですし、ただ、あの時はボクが就任して間もなくて、タイ戦が終わってすぐに行って、選手としてはワールドカップ予選が終わってほっとした時にまたこれで遠くに行くのか、という感じでした。けが人もたくさんいて、なんか『ガーッ』と盛り上がっているという印象ではなかったんですね。そういう意味で、今回はこの前にワールドカップ予選があったわけでも何でもなくて、さあ、W杯イヤーの最初の大会だという意識があるので、あの時よりはメンタル面でいいのかなと、ちょっと正確にあの時のことを覚えていませんが、そういうイメージを持っています」
Q:監督から見て、軸だとか柱は見えてきましたか?
「それは選手という意味でしょうか? もうそれぞれ、ひとりだけこいつだけ中心だというチームではないんですが、色々な場面で今日も守備のセットプレーの場面だったら二人くらいがリーダーシップをとってコッチのほうがいいだろうとか、攻撃だったらこここぼれ球一人にした方がいいんじゃないか、とか、そういう選手が中心になって引っ張って言ってくれているように思います」
Q:右サイドバックについて内田選手が不安がある中で、徳永悠平選手(F東京)、駒野友一選手(磐田)をどう使い分けて行くのでしょうか。
「内田は今は全然症状が出なくなりました。本人も全く楽になったと。チャンスが有れば使いたいと思っています。これは右サイドバックだけではなくて、どのポジションでも競争させると、自信がなくなって潰れると、そういうレベルでやっているチームが本当にワールドカップの勝負がかかったときに勝てるかと言うとちょっと厳しいと思います。そういう意味でそこで競り勝って来てくれる選手という意味で、ぼくは軸にというよりも競ってもらいたいと思っています」
Q:2年前よりもさらに前の12年前、フランスワールドカップの前に、香港、中国、韓国と試合をしたんですが、あの時は試合ごとにテーマをもっていた。今回もそういう考えがあるなら教えてください。なければ12年前と何が違うのか、教えてください。
「12年前、東アジアでしたっけ(ダイナスティカップです)。優勝したんですよね、一応。そうなんですよ、優勝したんだけどボロカス言われたんですよ。12年前はえっとね、相手の戦い方が極端に違ったので、それに対して、最後の中国戦でうちが引き分けでも優勝だったのかな確か…。(中国は2戦目です)。3戦目はどこでしたっけか。(韓国です)。コーナーキックで城が決めたかなんかだったんだ。
2戦目で引き分けたんでしたっけか。であまり攻めないでディフェンスをきっちり固めて守る練習をしようと言ったんですが、向こうもディフェンスを固めてきてお互い固めあって非常に批判を受けたんですが、今回はあの時はまだ予選通過してすぐだったので、コンセプトを作って浸透させる時間がなかったので、状況を設定して、こういう状況の場合の戦い方というものを設定していたように思います。そういう意味で今回は我々の基本的な戦い方をずっとやってきていますので、そんな状況を設定した戦い方を今はやる必要はないと思っています」
Q:ベネズエラ戦後に戻るんですが、中盤の組み合わせを含めて考えたいとのことでしたが、今回は組み合わせを重視、それとも動き方や意識を重視しますか?
「五分五分ですね、両方です。動き方は中盤だけの問題ではなくチーム全体の事なので、これは今日の昼飯前にもちょっとビデオを見てもらったんですが全員の意識を変えてもらわないとダメ。それと共に中盤から前線にかけての動きやすさの組み合わせを考えて行かなければダメだと思っています」
Q:東アジア選手権3試合で中3日、4日というスケジュールですが、メンバーについてはある程度変えながら行くんでしょうか?
「先程と同じような答えになりますが、トーナメントプランを立てても、1試合1試合終わる度にまたけが人とかで変わっていくので、今言えるのは3試合トータルを全員で戦っていきたいと。多くの選手を使っていきたいと、いうふうに思っています」
以上
★試合前日会見でのガオ・ホンボ監督(中国代表)会見コメント
★試合前日のSAMURAI BLUE(日本代表)各選手コメント
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■東アジアサッカー選手権2010 決勝大会/東アジア女子サッカー選手権2010 決勝大会
2月6日(土)味の素スタジアム
15:30 なでしこジャパン vs 中国女子代表
19:15 SAMURAI BLUE vs 中国代表
2月7日(日)国立競技場
16:30 韓国女子代表 vs チャイニーズ・タイペイ女子代表
19:15 韓国代表 vs 香港代表
2月10日(水)味の素スタジアム
16:30 中国女子代表 vs 韓国女子代表
19:15 中国代表 vs 韓国代表
2月11日(木・祝)国立競技場
15:15 なでしこジャパン vs チャイニーズ・タイペイ女子代表
19:15 SAMURAI BLUE vs 香港代表
2月13日(土)味の素スタジアム
12:30 チャイニーズ・タイペイ女子代表 vs 中国女子代表
15:10 なでしこジャパン vs 韓国女子代表
2月14日(日)国立競技場
16:30 香港代表 vs 中国代表
19:15 SAMURAI BLUE vs 韓国代表
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