2009年シーズンが幕を閉じたのはつい先日のこと。それだけに徳島のファン・サポーターたちはまだきっと歓喜と興奮を何度も味わった今季の熱い記憶に浸っていることだろう─。これまで3年も我慢してきたのである。それも当然で、心ゆくまでその記憶を楽しんでほしいと思う。

しかし、クラブを陰ながら支えるスタッフたちに安息の時間はほとんど無い。最終節が終わってから僅かな日数しか経っていないにもかかわらず、早もう次のシーズンへ向けての様々な準備をスタートさせているのである。
そこでそのひとつをここでご紹介。2010年度版の『オフィシャルイヤーブック』製作だ。

『オフィシャルイヤーブック』は言うまでもなく、非常に重要なクラブの情報発信アイテム。もちろんチームや選手たちに触れたコンテンツがメインながら、それ以外にもホームタウンにおける様々な活動の報告など幅広い内容を掲載して読み手にクラブ全体のことを知ってもらおうとするものである。
さらに徳島の関係スタッフは、J参戦5年を終えたこの区切りをいいタイミングとして、これからこの『オフィシャルイヤーブック』をファン・サポーターとクラブの距離をいっそう縮める役割を果たすコミュニケーションツールとしても育てていきたいと考えている。手にしたファン・サポーターがクラブの掲載した情報を単に読むだけでなく、それを通して両者の間に友好的アクションも生み出していければと思案を重ねているのだ。（写真はアイデアを交換し合うスタッフミーティング）

チームだけでなくクラブとしても成長、前進。徳島の前向きな姿勢は関わる全てのスタッフにまでしっかりと統一され、引き続き実践されている。

以上

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