11月22日（日） 2009 J2リーグ戦 第49節
水戸 1 - 0 愛媛　（16:04／Ｋｓスタ／2,555人）
得点者：86' 中村英之（水戸）
スカパー！再放送 Ch181 11/23（月）12:30〜（解説：遠藤雅大、実況：山下末則、リポーター：湯本久美）
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●木山隆之監督（水戸）：

「このスタジアムで初めて勝てました。内容ではお互いに潰し合うような展開でうまくいった面といかなかった面があると思いますが、自分たちは最後まで勝つことに関して集中力を切らさず、ファイトしていたので、よかったと思います。徐々に冬に近づいてきて、たくさんのお客さんが来てくれたので、感謝したいと思います」

Q：中村英之選手のゴールで勝利しましたが、それまではFWの力でしか攻撃で打開できませんでした。不満があるのではないでしょうか？
「不満というより、今の自分たちの力の中で選手たちはベストを尽くしているし、菊岡というボールを持って変化をつけられる選手がいないことがあったと思います。あとはサイドで前を向く回数が非常に少ないので、そこはもちろんチームとしての課題でもある。ただ、そんなに簡単に改善できることでもないし、そこは不満と言えば不満になると思いますが、その中で選手はしっかり守備をして、そこからリズムを作っていこうというゲームのプランはやってくれた。不満ではなく課題ではありますけど、これからもっと作っていかないといけないのは事実だと思います」

Q：中村選手を起用した意図と評価は？
「練習の中でこのゲームを迎えるにあたって2週間あって、大宮との練習試合も今日のDFラインでやりました。相手はスピードが非常に特徴のFWが来ると予測していた。その中で小澤を中に入れるアイデアもあったんですが、まず星野を使うということは決めていた。あとをどうするかというところで中村を外に出す選択肢はありましたが、相手に対応するだけというより自分たちがトレーニングで積み上げている形で勝負したほうがいいんじゃないかと。最終的に紅白戦も含めてやった中で、この形が今出られる選手の中でベストだと判断した。高さを重視したというより、自分たちのやっていることを信じてメンバーを組めばいいと判断しました。それが結果的にセットプレーで点を取ってくれて非常によかったと思います」

Q：拮抗したゲーム展開の中で、選手交代のタイミングをどう考えていましたか？
「代えた堀と遠藤に関しては、決してすごくよくできていたわけじゃなかったけど、ある程度チームのやろうとしている守備でボールを奪おうということに関しては、よくやれていた。ただ、この試合は勝ちに行くという中で、彼らはワイドでプレーする2人なので、そこから最終的に1点欲しいと思って、両方代えるという判断をしました。引き分けじゃなくて、この試合は勝ちに行くという選手へのメッセージを込めて。悪いから代えたわけではなく、勝ちに行くために代えました」

以上