11月21日(土) 2009 J1リーグ戦 第32節
広島 0 - 0 名古屋 (17:04/広島ビ/13,728人)
スカパー!再放送 Ch183 11/22(日)08:00〜(解説:沖原謙、実況:君崎滋、リポーター:掛本智子)
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●森崎浩司選手(広島):
「(森崎)カズと交代するとは、思っていなかった。試合後のコメントは、ずっと自分の中で考えていたが、うーん………、なかなか言葉がみつからないというか…。まあ、すごくホッとはしている。これからのサッカー人生、プラスその先の人生につながる1日だったと思う。
(浩司コールを聞いて)本当になかなか言葉がみつからないけど…広島のファンの方は本当に温かい。カズが復帰した時は『日本一のサポーター』と言っていたけど、僕は『世界一』だと思う(笑)。でも、こうやって言えるのも、僕が元気になった証拠だと思ってくれたらいい。まだまだ僕自身の体調は、いい日もあれば悪い日もある。でも気持ちを前向きに持っていたから、ここまでこれた。今日に関しては、本当に自分で自分をほめてあげたい気持ち。
(ボール?)マキ(槙野)がものすごい速いクサビを出してくれて、少しかかとにさわったけど…(笑)。ただ、僕の中ではピッチに立つことが大事だったので、本当に監督には感謝したいし、スタッフにも感謝したい。こうやって(報道陣の)みなさんの前で話をできることも、僕にとっては幸せな時間で…。本当に、誰もに『ありがとう』と言いたい。
(試合後、浩司コールが終わらなかったが)いろんな思いがこみ上げてきて……。苦しかった時のことが頭の中に思い浮かんできて、涙が出てきた。でも本当にここからまた、僕の第2のサッカー人生が始まると思っている。
交代の時、カズから言葉は特になかった。キャプテンマークを渡されたけど、『いらない』って言いました(笑)。でも、あそこで巻いてくれるのは、アイツの優しさかなと思う。次は、カズと同じピッチに立ちたいと思っている。
これからは、もっと前向きな気持ちで練習に取り組んで、どんどんコンディションを上げていって、みなさんにもっともっといいプレーができるというところを見せたい。
今日、監督が使ってくれて嬉しかった。ピッチに立った時は、ドキドキより喜びの方が強かった。余計なことを考えずにピッチに入ろうと思っていた。
本当に今日までのことに関しては、生まれて初めて、自分のことをほめられると思う。病気と戦って、そこに勝つことができた。本当に、自分をほめたい。何かをやった感じはなかったけれど、とにかく幸せな時間を与えてくれた監督には感謝しているし、いろんな人に助けてもらったおかげで、ピッチに立つことができた。家族をはじめ、たくさんの人々に感謝している」
●森崎和幸選手(広島):
「相手の布陣(3バック)にも戸惑いはなかったし、プレスにくるのも事前のビデオどおりだった。だから中盤のゾーンでうまくかわせればスペースはあくわけだし、そこをうまく使いながらやろうと思っていた。
だけど、互いに手堅いサッカーというか……。どこかでいい形でボールを奪えれば、と思っていたけれど、そこがうまくいかない。名古屋もつなぎは巧いし、ウチと似ている部分はあると思った。相手もリスクを負ってこなかったし、しっかりとつなごうという意識も高くて、奪いどころもなかった。
昨日の夜、浩司とこれまでのことを振り返って話をしていた。自分の数倍、病気で苦しんでいたことは、わかっていた。本当によく戻ってきたと思う。まずは第一歩、浩司が踏み出せたことは、チームメイトとしても、彼の兄としても、特別な想いがある。サポーターが浩司の応援歌を歌ってくれたのを聞いた時、『浩司が戻ってきたんだな』と実感がわいて、テンションがあがった。
浩司の復帰には僕も驚いているし、浩司自身も(復帰するのは)難しいと思っていた。本当によく頑張ったと思う。想像を絶する闘いが、そこにはあったから。普通の生活ができない状況だったし、まず普通に生活できるようになってほしいと思っていた。それが、今日という日を迎えることができて……。浩司も喜んでいると思うけれど、僕も本当に嬉しい。今日は一緒の時間帯でピッチに立てなかったけれど、次は一緒にピッチの上でやれればいいと思う」
●中林洋次選手(広島):
「(79分にケネディと接触したシーンは)たぶんつま先が、自分の鼻の下に入ったんだと思う。意識はあったんだけど、振り返ってみると微妙に覚えていないというか……。はっきりとしない。
クロスに対しては、自分が出ると判断した時はしっかりと出るということを、DF陣とは話をしていた。とにかく、出る時ははっきり出よう、と。(盛田)剛平さんもいるし、そう簡単にはやられないという意識もあった。確実にできることを決めてやっていたし、DFラインとも連携してやれたと思う。
77分の決定的なシーンは、ボールの失い方は悪かったけれど、(横竹)翔もカバーしてくれたし、思いきって前に出た。かわされはしたけれど外に追いやることはできたし、その後ろには槙野もカバーしていた、確かに危険なシーンだったけれど、できる限りのことをやったから、ヘディングシュートが枠外にそれた。失い方とか反省する材料はあるけれど、一人一人がしっかりと全力で対応できていたから、守れたと思う。
残り試合は、もうやるしかない。4位に入ればACLのチャンスもあるし、そこに懸けてやっていく。磐田には(リーグ・カップ含めて)2試合負けているし、今季のしめくくりとして、星をこぼしている相手には、しっかりとけじめをつけたいと思う」
●吉田麻也選手(名古屋):
「今日のプレーは、ナラ(楢崎)さんなら普通です。ナラさんには絶対的な信頼があるし、すごく頼りにしている。後ろにいるだけで存在感があるから、試合が引き締まる。今日くらいのプレーは、全然普通。ナラさんにとって、全く問題なくこなせるゲームだった。特に、守備については全く問題なかった。
ナラさんがいると、コースさえ限定していれば守りきれるし、失点しないという感覚があるからやりやすい。思い切ったチェイシングもしやすかった。
最後の李忠成のシュートは、マスさん(増川)か誰かに当たって、はねたところをナラさんがセーブした。あれは『さすが』だと思った。(柏木の後半のシュートは)ナラさんなら普通です。だけど、誰しもそうだけど、復帰してすぐに、いいパフォーマンスをみせるのはすごく難しいことだと思う。
個人的には勝ちたかった。ただ、自分はノーチャンスだったけど。
立ちあがりはお互いに慎重だったけれど、僕らにもチャンスはあったし、向こうにもチャンスがあった。お互いに決められなかった…それだけ。いい試合をしていたと思う。
向こうもいい守備していたし、こっちはナラさんが復帰したので負けられない試合だったから集中して守っていた。チャンスは僕らの方が、多少は多かったかなとは思うけれど、決められないのはまだまだだと思う。
(ACL出場権を得るには、天皇杯で)勝てばいいんじゃないすか?それだけです。勝ちます。頑張ります」
●楢崎正剛選手(名古屋):
「疲れました。だけど、やることはやった。
フィーリングや試合感覚については、やってみて確認するところがあった。(最後のシュートを止めたシーン)判断は瞬時でやっていかないといけないけれど、結果的に止めたということは間違っていなかったということ。我慢したら、ボールがこっちに来てくれた…という感じ。
僕的には普通に試合に入ったつもりだが、カメラさんが異常に多かったので緊張した(笑)。バスを降りた時やロッカールームから出てきた時にも、カメラさんがいたから。
今日の試合については、冷静さを失わないようにと心がけていた。だけど、やってみないとわからない。いい結果で終わらないと喜べないから。
今日は3バックだったのは、監督が相手に驚きを与える思惑だったのかな、と僕は理解して、しっかりと戦った。コミュニケーションはしっかりとれていたと思う。
試合をコントロールするようなチームになってはきている。圧倒的に圧されるような試合はあまりなくなっている。攻守共に自分たちのペースでやれていた時間もあったし、その辺は安心している。
味方を信じて後ろで守る。それが僕の仕事。試合に出るからには、怪我をする前だろうが後だろうが、100%でやる。それができなければ試合には出ない。自分が頑張ることで、勝利に結びつけるようにしたい。
残り試合少なくなったが、大事に戦って、勝点を積み上げていきたい」
以上
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