11月14日(土) 国際親善試合
南アフリカ 0 - 0 日本 (22:30/ネルソ)
☆日本代表特集
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●岡田武史監督(日本):
「結果的に勝てなかったことについて非常に残念ですが、まず一つ目にこの独特の雰囲気の中で試合ができたということは我々にとって非常に大きな教訓に出来たと思っています。
試合内容に関して、前半なかなか我々のスタイルのサッカーができなかったんですが、後半の途中から少しずつテンポよくボールが動くようになってきた。
ただ、最後のフィニッシュのところでどうしても人数が足りなかったという感じを受けています。
ただ、ディフェンスに関して、ロングボール一発だとか、早い相手に対する対処とか、いくつかポイントを置いてやってきましたが、非常にディフェンスラインは安定してきたという実感があります。もう少し前が全体でのプレッシングが利いていれば、全体としてもいい形でやれたんじゃないかと思っています。
ただ、選手はそれぞれに疲れていたりして、コンディション不良の選手がいる中で、よく戦ってくれたと思います。
南アフリカは非常にモチベーションも高く激しくプレーしてくれた事は我々にとって非常に大きなプラスになったと思っています」
Q:稲本をアンカーにして、セントラルミッドフィルダーを3枚置きましたがその狙いと評価を教えてください?
「ああいう形でやるのは初めてのトライなんですが、これは今回中盤の選手が非常に少なく、中村俊輔と話し合った結果、コンディションが整わないという事で、これはこういう事を試すチャンスかなと、思って自分たちのオプションを増やすという意味でチャレンジしてみました。
評価としては、ご覧のようにダブルボランチに戻した方がボールがよく動くようになったという事で、まだこのシステム自体は、メンバーの問題もあるんでしょうが、ベターではないと思います」
Q:10番の中村選手はなぜ後半からの出場だったんでしょうか?
「先ほど言いましたように中村は11日にスペインで試合を後半30分過ぎまでやってきました。そしてかなり長時間の移動をしてきて、コンディションが整っていないと。本人と昨日話し合って無理はさせられない。今ケガをされると困るので、短い時間、マックス30分という事で考えていました」
Q:中盤では互角以上にパスをつなげていましたが、それがシュートに結びつかなかった。その原因についてどうお考えでしょうか?
「前半に関しては互角以上にできていたとは思っていません。前半に関しては我々はアウターゾーンでしかボールは回らずに、インナーのトップに、孤立したトップに入って取られると、いうパターンで。これは我々の戦い方ではなかった。そういう意味で後半にビルドアップのところを修正できて、あれを長時間を、ある程度の時間をやっていければ、もう少し、今日も決定的なところが2回ありましたが、もう少しチャンスがあれば、得点も生まれる可能性があったと思っています」
Q:南アが選手が代えると、日本が選手を代えていましたが、それはどういう事なんでしょうか?
「先にうちが代えたと思いますが、全く相手は関係なく、我々のスタンスでスケジュール通りの、試したい選手を何分くらい使いたいということで、相手には関係なく代えました」
以上
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■SAMURAI BLUE(日本代表)今後の試合スケジュール
AFCアジアカップ2011カタール 予選Aグループ
11月18日(水)19:30(日本時間)/香港・香港スタジアム
香港代表 vs SAMURAI BLUE(日本代表)
※この試合はNHK-BS1にて全国生中継
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