11月8日（日） 2009 J2リーグ戦 第48節
湘南 2 - 2 東京Ｖ　（12:33／平塚／11,653人）
得点者：26' 寺川能人（湘南）、42' 井上平（東京Ｖ）、61' レアンドロ（東京Ｖ）、89' 阿部吉朗（湘南）
スカパー！再放送 Ch181 11/9（月）13:00〜（解説：菅野将晃、実況：関根信宏、リポーター：児玉美保）
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●反町康治監督（湘南）：

「ウルトラマンは3分しかもたないんですが、我々は残り5秒でなんとか執念を見せたという感じです（※ウルトラマン＝この試合の緊急スペシャルゲスト）。最後はジャーンから阿部、ＧＫが土肥という5年前のＦ東京の練習グラウンドみたいな感じでしたが、この勝点1がこれからどう響くかはあと3試合終わってみてから年末にでも考えたいと思います。
東京Ｖの選手は、ほかに河野や大黒などもいるが、それぞれが個人でボールポゼッションする力がある。このゲームはボールポゼッションは6-4でいいと、うちは4、向こうが6。だから最後の時間帯にもっとボールを回されていたら、追いつくこともできずにヘロヘロになって試合が終わったんじゃないかと思うぐらい、彼らは引きつけて出す、両センターバックもセンターラインを果敢に越えていく。それも想定内で対策の話もしたが、なかなかうまくいかなかったところは正直あります。ただ、前半の最初にビッグチャンスがたくさんあったのは前節と同じで、そこで決めきれなかったのも前節と同じだが、そうしたなかひとつ点を取れたことはよかったと思います。追いつかれたが、今日のゲームに関しては追いつかれたほうが締めてできるのではないかと僕は思っていたが、（追いつかれるだけでなく）裏返されたのは厳しかった。それでも最後は執念を見せたと思います。スローインのときに向こうが前からプレッシャーをかけたらこんなふうにならなかったが、なぜかみんな引いてくれたので、島村も上げた総攻撃が奏功した。皆さんが期待する最高のシナリオになってきたと思いますので、2週間いい準備をして頑張っていきたいと思います」

Ｑ：きょうは中村選手に代えて阿部選手ではなくリンコン選手を入れましたが、その意図は？
「リンコンが調子を上げてきたのがまずひとつ、また前にふたり置くことによってもうひとつの起点をつくりたかった。あともうひとつは高さです。リードしているとどうしてもゴールを守るディフェンスになる、すると外が空いてくる。外からのボールで溜息が5、6回あったと思うが、いいボールが入れば高さはひとつの武器になるので、準備をしていた。いきなり出したわけではなく、札幌との試合でもやっています。2週間空いたことがいろんなオプションを試すいいチャンスでもあったし、ある程度手応えがあったのでやったということです。つぎの試合は最初からやりたいと思います」

以上