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【ヤマザキナビスコカップ:決勝 F東京 vs 川崎F】F東京優勝報告会レポート:味スタでも再び歓喜の声。F東京とサポーターの長い一日(09.11.04)

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11月3日(火) 2009 ヤマザキナビスコカップ 決勝
F東京 2 - 0 川崎F (14:09/国立/44,308人)
得点者:22' 米本拓司(F東京)、59' 平山相太(F東京)
★ヤマザキナビスコカップ特集ページ
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「東京ガスライフバルpresents優勝報告会」が3日19時、味の素スタジアムで開催された。
同14時09分、国立霞ヶ丘競技場でキックオフした、ヤマザキナビスコカップで5年ぶり2度目の優勝を果たしたF東京は国立から移動して集まったサポーター約13,000人とともに味スタで歓喜の声を上げた。

開演前、白の燕尾服とハットで決めたマスコットの東京ドロンパが登場して会場を温めると、いよいよカップウィナーとなったF東京の選手が登場して会場のボルテージはさらにヒートアップ。司会は、応援番組「FC.TOKYO HOT LINE」でおなじみのTOKYO MX三田涼子アナウンサーと、コメンテーターの元日本代表FW前田治氏が務めた。

報告会は、村林裕社長の挨拶で始まった。「伝えたいことがいくつもある」と、サポーターへのお礼と報告を真摯な言葉で、ときにはユーモアも交えて笑いを誘うなどして語った。挨拶が終わると、最後にサポーターの「社長」コールに応えて、お決まりの「シャー」で締めた。
そして、城福浩監督の優勝報告が始まる。決勝に向けてのチームの歩みを語り、優勝の影でチームを一つにまとめた浅利悟を称えた。
「2004年はジャーンの退場で優勝が決まった。今回はサリの引退でチームが一つにまとまった」
すると、指揮官の熱い感情が涙となった。監督の優勝報告に続き、決勝までの歩みをまとめた今シーズンのヤマザキナビスコカップのハイライトVTRを観戦し、選手のインタビューへと移る。
まず初めにマイクを握ったのはこの日のヒーロー米本拓司。絶妙かつ軽快!?なトークで笑いを誘いつつ、初々しい喜びのコメントでサポーターを和ませた。そしてこの日も仕込んでおいた多摩川クラシコ勝利の掛け軸を開き会場を沸かせた。続いてキャプテンの羽生直剛選手へとバトンが渡る。「華の都東京で青赤のユニフォームを着てここにいる選手全員、スタッフ、すべてのサポーターとともに東京ファミリーとして優勝できたことを一番、今までで一番うれしく思います」。そう話すと、サポーターからの歓声を浴びた。

ここからマイクを握った選手が次の選手を指名するリレー方式のインタビューが始まる。佐原秀樹が古巣と戦った複雑な胸中を語れば、続く平松大志はビールのCMを真似て「カンパーイ」とサポーターとともに喜び、さらに平山相太、長友佑都もそれに続いた。三田アナウンサーの鋭い質問と、前田氏のフォローで選手インタビューは大盛り上がりとなった。

最後に選手会を代表してサポーターに向けてお礼の挨拶で締めることとなったが、ここで再びマイクを握った羽生のいたずら心に火が点く。「僕はもう気持ちを伝えたので、じゃあ最後はナオに締めてもらいます」という無茶ぶり。オーロラビジョンには、完全に油断して座っていた石川直宏がたまらず「エッ俺」と何度も聞きなおす姿が映し出され、無理やりサポーターの前へと引きずり出される。石川はサポーターへの感謝の言葉を語り、「僕はまだ今年、復帰できると信じている」と、浅利、藤山竜仁両選手と再び国立を目指して戦うことを宣言。無事に羽生の無茶ぶりを乗り切った。

ステージから降りた選手たちはサポーターに挨拶して回り、ラストは記念撮影をして終演。選手、チームスタッフとF東京サポーターの長い一日は終わった。

以上

2009.11.04 Reported by 馬場康平
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