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【第89回天皇杯3回戦 広島 vs 鳥栖】岸野 靖之監督(鳥栖)記者会見コメント(09.10.31)

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10月31日(土) 第89回天皇杯3回戦
広島 2 - 3 鳥栖 (15:00/コカ広島/4,003人)
得点者:17' 山瀬幸宏(鳥栖)、53' 盛田剛平(広島)、56' 佐藤寿人(広島)、61' 渡邉将基(鳥栖)、89' ハーフナーマイク(鳥栖)
天皇杯特集
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●岸野 靖之監督(鳥栖):
「僕の中では、(広島は)日本でもっともボールが動き、流れるチーム。つかみどころがないというか、イマジネーションがあるサッカーをする広島に勝てて、本当にうれしい。
確かに、相手は何人かの怪我人を抱え、出場停止もあって、ベストではないかもしれない。だけど、相手も必ず勝つという気持ちで戦ってきた中で、我々が勝利したこと。サガン鳥栖というチームが、本当に強いということを証明できた。
一度はひっくり返されたけれど、勝利に向けて、これこそチーム一丸(となった)。チーム名の由来となる砂が固まって岩になる『砂岩魂』を、みんなに見せられた。
スタジアムに入ってきた時、本当に大きな拍手で迎えてくれたサポーター。鳥栖から、そして全国から来てくれた。その人たちが後押しをしてくれて、すべてを出して勝ったこと。これは、事実だ」

Q:得点をあげた山瀬幸宏、渡邉将基、ハーフナー・マイクの3人について、評価を。
「ゴールをとるということは、ある種の才能が必要。1点目は、目の前に相手がいたんだけど、山瀬がしっかりと振り抜いた。DFがいてGKが見えないところから変化したことで、逆をとれた。狙って、しっかりと打つ。すごく重要なこと。
点を取った後、少し受け身になった。両サイドが引きすぎてしまったので、そこは後半に修正した。そこからひっくり返されたんだけど、セットプレーがチャンスになっていたし、トジンのいいシュートもあった。あのボールが渡邉の前にこぼれてきたのは、気持ちだと思う。点をとるんだという気持ちが、ゴールを生んだと思う。
最後の得点は、マイクにしかできない。ゴールに向かって、こぼれを拾って右足で押し込んだ。前半はボールの取られ方が悪くて、ベンチから彼を怒鳴りつけていたんだけど、それをあいつはパワーに変えてくれた。
勝負を決めるゴールをとれることはすごい。マイクが点をとれば、チームは勝つ」

Q:一度逆転された試合をまたひっくり返した。そのパワーの源は?
「監督の自分が一番パワーを出して、みんなを引っ張った。まあ、それは冗談ですが(笑)。
2点目を相手に奪われて、一瞬チームが萎えかけた。ただ、ゴールを奪いにいくんだということで、逆にプレーがはっきりしたと思う。一方の広島は、逆転したことで受け身になってしまった。ラインも下がり気味になったし、サイドからクロスも入るようになった。そこを繰り返した。そこで、広島はイヤな感じになったと思う。
後半の立ち上がりは、いつでも得点がとれる余裕があったと思うけれど、2-2になったことで中身的には同等になった。もちろん、技術的な精度の高さとかはあったが、我々もゴール前でいくつか決定的な場面もつくっていた。2-2になった後は、力の差を感じなかった。勝ちにいく気持ちが、最後は我々の方が強かった。勝ったから言えることですが、そういうことにしておいてください」

Q:ここまでの成長を、シーズン前に想定していたか。
「サガン鳥栖のトレーニングをやれば、巧くなる。メンタル・技術・こだわり、いつも大切にやってきた。そういうトレーニングの中で、伸びない選手はいない。またまだ、よくなる。
僕は広島のサッカーが大好きなんです。すごくアイディアもあって、意表もついてくる。本当に日本一になって欲しいと思っていた。しかし、その広島に鳥栖として、初めて勝った。歴史。サガン鳥栖の歴史を創った。彼ら(選手たち)はすごい」

Q:G大阪戦に向けては?
「何も考えていない。まだリーグ戦がある。次の試合に目一杯いかないと、ウチは勝てない。徳島戦ですべてを出し切る。
G大阪は、力のある選手が多いし、力のあるチーム。チームを最高の状態にもってきて、最高に頭を使って試合がしたい。とても楽しみだし、鳥栖が強いチーム(G大阪)と戦う楽しみを、選手と共に感じていきたい」

以上
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