10月31日（土） 2009 J2リーグ戦 第44節
愛媛 1 - 1 熊本　（14:04／ニンスタ／2,372人）
得点者：34' 木島良輔（熊本）、60' 大山俊輔（愛媛）
スカパー！再放送 Ch183 11/1（日）10:00〜（解説：サカクラゲン、実況：堀本直克、リポーター：重橋秀香）
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●バルバリッチ監督（愛媛）：

「パスも相当失ったし、前半はほとんど何もできていなかった。勝点1を取ったが、それに値するプレーはできていなかった。3、4人の選手がほとんど消えている状態になるとか、攻撃のシーンでも守備のシーンでも受け身に回ってしまった印象がある。
後半に関してはトップ下の位置に横谷を置いて、サイドから崩してゴールを狙っていこうと打ち合わせていたが、そこもあまりうまくできなかった。後半も受動的なプレーというのが続いてしまい、印象としては、本来であれば1人多かったはずなのに、こちらが7、8人の選手が少ないぐらいの内容のプレーだったと思う。あと、状況に応じた判断の悪さがあった。本来パスをしなければならないところでボールを持ちドリブルをしていく、ドリブルでいいところをパスをする、あるいはシュートするところでパスをする。ゴール前でパスしなければならない時にシュートするだとか、本来の状況に応じたプレーと反対のことをやってしまっていたような印象がある」

Q:後半、大山選手を投入したが、その狙いは？
「あそこは大山の自分のポジションではないが非常にボール扱いが上手で、早くパスを回してくれる選手なのであそこに置いて、自分のポジションを守りつつ、かつボールを早く回す。隙あらば前に行ってシュートを打つという指示を出し、そういった狙いをもって投入した。ゴールを決めてくれたので、そこはうまくいったと思う」

Q:ここ数試合3トップが機能しはじめ、いい攻撃の形ができていたが、今日は消極的なプレーが多く、前線での連動性もなかったように見えたが？
「おっしゃる通りだと思う。確かに3トップにしてから機能しはじめていたが、今日は非常に受動的な動きで、いい攻撃というのはほとんどできていなかったと思う。言い訳にはしたくないが、ジョジマールと内村の抜けた穴というのは大きく、田中は試合の間隔が空いて自信を失っている印象があるし、ドドはまわりとの協力関係がうまく築けていなかった。シュートすべきところでパス、パスすべきところでシュートするなど、状況判断をしっかりしなければならない。
今日のゲーム内容が悪かった根本的な原因は中盤で簡単にボールを失うということ。何度もパスミスがあったし、そのパスミスで相手の気を上げてしまい、自分たちは萎えてしまった。ただ、90分の試合の中で多少のミスがあって相手が支配する時間帯があるのは当然で、そういう話はミーティングでしていて、相手が調子に乗ってきたところでどうするか。じっくり守ってボールを自分たちが取って、クロスなりシュートまでもっていく。相手が支配している時間でも、そういったアクションを自分たちができれば、自分たちにまた調子を戻すことができる。そういう約束でやっていたはずだったが、守備も受動的になってしまい、うまくできなかった」

以上