10月31日(土) 第89回天皇杯3回戦
鹿島 3 - 0 福岡 (13:00/カシマ/4,610人)
得点者:22' 興梠 慎三(鹿島)、35' 野沢 拓也(鹿島)、42' ダニーロ(鹿島)
☆天皇杯特集
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●オズワルド オリヴェイラ監督(鹿島):
Q:リーグ戦に続き3-0の勝利となりました。チーム状態が上向いている手応えを感じているのでしょうか?
「皆さんは、連敗しているからといってすべてが悪いという判断をしていらっしゃると思うのですが、我々やっている方はそういったことはまったく無かったですし、試合というのは勝負の世界ですから勝ったり負けたり引き分けたりすることはあります。負けるために試合を、引き分けるために試合をしているわけではなりません。勝つために試合をしているなかで、ときには負けや引き分けになるわけです。リーグ戦で勝って、天皇杯で勝ったからといって、なにか態度や姿勢を変える必要があるとは思いませんし、いままでやってきたことを積み重ねることしか考えていません。選手もそのように考えていると思います。特別にみなさんが思っているほど、我々が状態が悪いことはないわけであって、選手たちはやるべきことをひとつひとつ整理してやっているだけのことだと思います」
Q:J2の福岡が対戦相手ということで、普段は試合を見ることも無いと思います。どのような点に注意して試合に臨んだのでしょうか?
「TV放送があるので、ときおり見ていることはしていました。そんなに大きな問題はなかったのですけど、できるだけこの間のヴェルディ対アビスパ戦を見たり、天皇杯の試合を見たり、この短い期間のなかで選手たちが我々が与えた分析の情報をうまく活用してくれたと思います」
Q:攻撃から守備の切り替えで前線からすごいプレッシャーが良くできていると思いますが、その辺の評価を聞かせて下さい。
「ほんとに攻守の切り替える瞬間は非常に重要なタイミングです。いかにして判断したところで行動に移せるかが大事であって、それを就任当初から徹底してやり続けてきました。ただ、毎試合それを連動してやることが一番難しいことなので、その意識を選手たちが取り戻したことは非常に喜ばしいことです。ただし、また次の試合はそこを指摘しながら話しを進めていくと思います。守から攻、あるいは攻から守という瞬間はショートカウンターができるタイミングでもあるし、同時に相手もカウンターを狙う戦法があるわけですから、フィードをさせない作業を連動して献身的にチームのためにやらないといけないと考えております」
以上
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