10月25日（日） 2009 J1リーグ戦 第30節
名古屋 3 - 3 磐田　（15:03／豊田ス／15,578人）
得点者：31' 前田遼一（磐田）、39' 前田遼一（磐田）、48' 前田遼一（磐田）、60' オウンゴ−ル（名古屋）、74' ケネディ（名古屋）、79' 玉田圭司（名古屋）
スカパー！再放送 Ch180 10/26（月）08:00〜（解説：森山泰行、実況：吉田太一、リポーター：水谷陽介）
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●柳下正明監督（磐田）：

「特に前半はどっちに転ぶかわからない試合展開だったと思います。チャンスを我々が得点に結び付けていたと、前半においてはね。後半に関しては名古屋の方が確実にものにしていると。ただゲームを通じてボールを保持する時間というのは名古屋の方が長かったと思います。我々の方はボールを奪ったあとの速攻、遅攻の判断が遅い。そして急ぎすぎてボールを失っている場面が多いと。特にカウンターで最後のフィニッシュまで持ってこられる場面が非常に多かったんで、そのあたりは確実に保持するあるいは、逆に我々がフィニッシュで終わるプレーを増やすということは必要だと思います。まあ、３−０になったんでね、やっぱりそのまま勝点３が取れるようなゲーム運びというのは必要だったと思います。残り４試合、精一杯やっていきたいと思います」

Q:大井選手の交代についてのタイミングと、意図についてお願いします。
「左サイドバックの犬塚が足をつってプレーできなくなったので、控えの後ろの選手は大井しかいない。それでケネディ、巻と高さがあるんで、高さのある大井をそこに入れると。まあ、ボランチの岡田を左サイドバックにっていうことも考えましたけど、カウンターもあったので、そこで粘り強い守備のできる岡田を置きたかった。左サイドからのクロスを茶野が絞ってクリアするというのも、予測はしていたので、そのまま茶野を左サイドバックに持って行きました」

Q:前田選手のハットトリックは良い材料だと思いますが、どこが良かったのでしょうか。「非常に動く量も多いですし、特に３点取った場面以外のチャンスでも顔を出していると。ゴール前で相手が嫌なところ、得点できそうなポジションに動いてプレーできている。入り込んでプレーできているということが良いことだと思います」

Q:今日の勝点１でJ１残留が決定しましたが。
「シーズン初めのチームの目標は10位以内ということでスタートしてます。ただ実際、選手には申し訳ないんだけども、現場スタッフではまず残留だということで戦ってきていました。なので正直、良かったなと思っていますし、残り４試合で勝点を積み重ねることによってチームとしての目標である10位以内を目指すと。当然選手たちは不本意だと思いますけど、昨年の成績から言って、我々が目指してきた目標というかね、ある程度妥当ではないかと思います。だから残りの4試合はほんとに勝点３を少しでも上積みさせて、ひとつでも順位を上げていこうと思います」

Q:PKの判定については。
「一番近いところで見てますし、我々から見てもファウルだと思いますけどね。あの場面でちょっと後ろから足を引っ掛けたり、手を出したりすることは危険なプレーなので。ペナルティエリアの中でね。あそこはちょっとかわされたあと、我慢してそのまま追いかけることが、一番良いプレーだと思いましたけど。もちろん、かわされる前のプレーというのは修正しなければいけない」

以上