10月24日（土） 2009 J1リーグ戦 第30節
柏 0 - 1 山形　（19:04／柏／9,946人）
得点者：57' 宮沢克行（山形）
スカパー！再放送 Ch181 10/25（日）08:00〜（解説：柱谷幸一、実況：倉敷保雄、リポーター：小野寺志保/成田ひみ子）
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●工藤壮人選手（柏）
「ミーティングですでに監督から指示を言われていましたので、FWのすることはわかっていました。しっかりキープできるところはキープして起点となること、でも自分の求められていること点を取ることだったので、こういう試合で点を取らなければまだまだです。２トップの役割は自分でもわかっていて、キタジ（北嶋）さんが起点になっていたので、その周りを動いて、山形のセンターバックはくさびのボールについてくるので、３人目の動き出しを意識していました」

●大谷秀和選手（柏）
「可能性がある限り諦めない。サポーターがこういう状況でも後押ししてくれて、良い雰囲気を作ってくれたのに、自分たちが結果を出せないのは不甲斐ない、情けない」

Q：カウンターからの失点でしたが？
「クリ（栗澤）さんが責任を感じていたけど、僕が気付くべきだったんです。僕のミスです。山形は宮崎さんが１枚残っていて、僕と（小林）慶行さんとで見ていたので人数を余らせていたから、クリさんのマークでしたけど僕が気付くべきでした。みんな頑張っていたので、ああいう失点をして申し訳ないです」

Q：今日の試合に懸ける気持ちは出ていたように思いましたが？
「相手も同じ気持ちだったと思います。セットプレーで相手に後手を取りました。ちょっと慌てすぎました。ハーフタイムに監督から無理をしなくてもいいと言われました。山形のブロックにサイドチェンジなどできればよかったんですが、混んでいるサイドでのプレーが多かった。中盤から後ろがもっと落ち着かせられればよかったんですが。後半は前線の選手にボールが入っていたので、あとはアイデア、精度を上げなければいけない」

●北嶋秀朗選手（柏）
「いろいろなプレッシャーがあった中で、試合中自分たちでそれを乗り越えたのはよかったが、結果を出さないといけなかった。でもこれで終わりじゃないです」

Q：中盤を抑えられてしまいましたが？
「それを後半は修正してできたのはよかったんですが、良い時間帯に失点をしてしまった。僕は気持ちごとゴールに決めるぐらいでやらなければいけなかった」

Q：チームの現状はいかがですか？
「何とかしたいとはみんなが思っている。こういう状況だけどチームはバラバラになっていないし、みんな誰のせいにするわけではない。まだ（残り４試合で）勝点１２ポイントを取るチャンスはある。今日、サポーターがやってくれたことを心に刻んで、サポーターや柏の人たち、関係者全てがレイソルのためにやってくれている。僕らは必死に残留を目指してやるだけです」

●清水健太選手（山形）
「試合中、みんなに焦らずにやり切れと言っていました。相手は必死だったし点を取らなきゃいけなかったのでしょうがないという気持ちがあって、パワープレーだったし、抑えるところ抑えれば相手は何もできないんじゃないかと思いました。結果的にはよかったと思います」

●古橋達弥選手（山形）
「相手は勝つしかない。かかってくるというのはわかっていたので、それに負けない気持ちで自分たちはやるしかなかった。それについてはできたと思う。自分たちももっと上を目指してやっていかなければいけない。今は結果がほしい時期。今日みたいな戦い方もしょうがない」

Q：今日は相手の良いところを消していました。作戦も浸透していたのでは？
「そうですね。裏が結構空くので、ディフェンスしている時にチャンスがあるという情報だった。どんな時でも自分は裏を狙っていました。後半はディフェンスに回る時間が多くて、なかなか攻めることができなかったけど、前半は裏を抜け出していました」

Q：時間をうまく使いながらやっているという印象を受けましたが？
「そういう時間帯もあったし、そこからどうするかというのもある。回して前に行かないと攻撃にならない。そういうところの精度はまだまだ低いので、全体でもっとレベルアップしていかないといけません」

●長谷川悠選手（山形）
「重要な試合だったので、今年の目標はJ1定着ですからホッとしています。監督からも大事な試合だけど、普段通りやろうと言われていたので、できるだけ僕もそう臨めるようにやっていました。僕は高校の時から柏に住んでいて、柏レイソルは憧れのチームでした。そういう意味でも勝てたことは嬉しかったんですが、状況が状況だけに複雑な気持ちもあります。でも正直なこと言うと、自分も点を取ってレイソルのサポーターに成長したところを見せたかったです。シュートチャンスもあったので。もう少し組み立てのところで個人のスキルアップがほしいです」

以上