10月24日（土） 2009 J2リーグ戦 第47節
栃木 0 - 0 徳島　（13:03／栃木グ／2,618人）
スカパー！再放送 Ch181 10/26（月）07:30〜（解説：セルジオ越後、実況：飯島誠、リポーター：萬代裕子）
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●河原和寿選手（栃木）：
「前半はそんなにチャンスはなかったが、後半にゴール前にボールを運べ、ゴール前でボールを受けられた。なんとかゴール前へ持っていったので、そこでの質を持っていないと、相手に圧力をかけるために貪欲さを持たないといけない。ただし、今日の試合は悲観するほど内容は悪くなかったし、チャンスも作れていた。
シーズン最初の目標が達成できなかったのは僕等の責任で、僕等を信じて応援してくれているサポーターには毎回申し訳ないと思っている。サポーターに先が見える可能性のあるゲームを残り4試合では見せないといけない。サポーターは結果を求めているし、今は内容よりも結果で恩返しがしたい」

●宮本亨選手（栃木）：
「オチさん（落合）と細かいラインの上げ下げを意識し、ロングボールが入ってきてもセカンドボールを拾える時間も長かった。しっかり後ろが守っていれば負けることはない。1点が入れば勝てると試合前には話していたが実際には勝っていない。ただ、０に抑えられたことは自信に繋がる。勝点１を３に繋げられるようにしていきたい」

●赤井秀行選手（栃木）：
「後ろは集中して失点をしないようにすれば、点が入ると信じて守っていた。札幌戦ではＤＦラインとボランチの間が空いたが、そこで受けられフリーでやられたがチャンレジ＆カバーで今日は潰せたと思う。
亨さん（宮本）と話をして、柿谷を2対1にして亨さんから自分にボールが来る時に柿谷を置いていく感じにするために、今日は高い位置を取った。でも、サイドでボールを受けてもミスが多かった。チームとしては中でレオ（レオナルド）と根植（崔）がコンビでＤＦラインを崩し、何回かいい場面を作った。また、カワ（河原）がシュートを打ったように個人でシュートに行くことも得点を取るためには必要だと思う」

●本橋卓巳選手（栃木）：
「札幌戦ではちょっと自分達で（悪い流れを）立て直せずにミスばかりをした。とにかくそういう内容を続けるのだけはやめようと思った。皆で助け合い、ひとつになり、守備はある程度でき、自分達の試合にはなった。ただ、チャンスがなかったわけではないが、1点を取って勝てなかった。結果が出ないことは事実。今季は残り少ないが、精度を高めていく必要がある」

Ｑ：ゴール前にはいけたがシュートを打ち切れなかったように見えたが？
「今日はシュートまで行ききれていない。ちょっと大事に行きすぎたのかなと思う」

●レオナルド選手（栃木）：
「立ち上がりから皆がピリピリしていて判断よく試合ができた。立ち上がりに最近はやられていたので、相手に点を決められなかったことはよかったが、自分達も決めていないのは課題として残る。後半の立ち上がりも相手が前へパワーを掛けてくることは、はっきりしていて競った後のセカンドボールも拾えていた。でも、チャンスがありながらも０−０で終わってしまったのは悔しい。ただ、札幌戦後に監督から『このままでいいのか』と言われ、そういった気持ちの面は今日の試合では反省材料として活かせたと思う」


●羽地登志晃（徳島）：
「ここ何試合か栃木は守備が安定していて自信を持っていた印象がある。点が入れられないのは栃木の守備が堅かったから。ただ、相手よりも今日は攻撃に関してはうちに問題があった。反省しないといけない」

Q：問題とは？
「ちょっと下がり過ぎてしまい、攻撃への切り替えが遅くなったし、うちには工夫が足りなかった。練習から改善しないといけない。残りの試合を全力で戦い、最後によかったと思えるように結果にこだわりたい」

●青山隼選手（徳島）：
「相手がブロックを作るのが速く、僕等がテンポよくボールを回せれば良かったが、相手も引く速さがあったので、ボールの取られ方も悪くて、てこずった。立ち上がりにＣＫが３、4本あり、そこを０で凌げたことは大きかったが、その後のパワーが足りなかった。一歩早くとか、前へのパワーが使えずに後追いの展開になってしまった。
後半は前へ放り込めと指示があり、セカンドボールを拾って、次の攻めに繋げようとした。ただ、ちょっと低い位置からクロスを上げたので精度に欠けた。効果的なクロスが上がればチャンスは作れたと思う。
札幌戦から3試合連続の無失点は大きいが、C大阪戦から守備意識が強くなり、ボランチが下がってしまい、前へ行く力とかがC大阪戦でも足りないことを僕も感じている。取ってからのスピード、全体の押し上げが足りない。ブロックを作りながら攻撃の質を上げないといけない」

以上