10月18日（日） 2009 J2リーグ戦 第45節
東京Ｖ 2 - 0 水戸　（16:03／味スタ／9,076人）
得点者：3' 飯尾一慶（東京Ｖ）、37' 土屋征夫（東京Ｖ）
スカパー！再放送 Ch183 10/19（月）17:00〜（解説：都並敏史、実況：右松健太、リポーター：藤井貴彦/寺島淳司）
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●松田岳夫監督（東京Ｖ）：

「今日のゲームというか、今、ヴェルディが置かれている状況は非常に厳しい中で急遽監督になった私ということで、選手の気持ちの部分ではプラスに向いたのかなと思います。
まず、守備のところをしっかりと組織することをゲームのテーマとして進めました。その中で早い時間で1点取れたということが自分たちにとってすごくプラス材料だったと感じます。全体的な流れの中ではやはり運動量のところでかなり後半ばててはきましたが、最後まで選手が全員で守備をするんだという意識を継続しつつゲームを進められた結果だと思っています。攻撃のところで、もう少しポゼッションというか、自分たちがボールを持っている時間を長くできれば、守備の負担も軽くできるということも感じましたし、次以降のゲームにそういうところを生かしていければいいかなと感じています」

Q：ここ何試合かと比べてゴールへの意識も高く、パス回しでも楽しんでいるようでした。守備のところを組織だつようにやってきたことと今日の攻撃でリンクするところはあったのでしょうか？
「決してチームとして守備的に戦おうということではなくて、ゴールを目指すために守備を徹底しようと。要するに守備と攻撃をバラバラに考えるのではなく、つながりを重視することで自分たちのリズムがつかめると考えています。そういう意味で、いいところで奪ってカウンターを仕掛ける。さらにそこに人が絡んでくるというふうにミーティングでも話をしました。実際にそこの人の絡み方がいい状態でできたと思っています」

Q：足元のパスだけでなく、3人目の動きや4人目の動きなどよく見られました。そういう変化を感じられたところはありましたか？
「選手たちに話をしたのは、個々は頑張っているけど、つながりが今までは少なかったと。そういう意味でそれぞれの力が100％出る状況を作っていきたかったと僕は思っていました。結果的に攻撃におけるサポートの質であったり、早さであったり、また、それから背後にサポートするだけでなく、前線に飛び出すこともサポートの一種であるという話もしました。守備のところでもボールは1人では奪えない。2人、3人の連動で奪える。そういうところでは、個人はもちろんですけど、グループとして、あるいはチームとして全員が機能するように話をしました。そういう部分が選手たちにはなんとなく伝わっていたのかなとは感じます」

Q：グループとして機能する練習を短い期間でされたと思いますが、手ごたえは？
「トレーニングでやったことは1試合通して継続して取り組んでいたと思います。ただ、体力的な問題と時間の経過とともに意識を徹底できないシーンもあったので、そこはこれからの課題だと思っています」

以上