10月18日（日） 2009 J2リーグ戦 第45節
横浜FC 2 - 1 岡山　（13:03／西が丘／2,178人）
得点者：12' 難波宏明（横浜FC）、48' 戸川健太（横浜FC）、69' 三木良太（岡山）
スカパー！再放送 Ch181 10/19（月）09:30〜（解説：野々村芳和、実況：中村義昭、リポーター：高木聖佳）
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●樋口靖洋監督（横浜FC）：
「まず、勝ち切れて良かったです。結果として勝点3を取れたことにほっとしています。ただ、ゲームの内容は我々もそうですし、岡山さんもお互いミスが多くて、両方が自分たちから相手にボールを渡すことでリズムを作りきれないゲームが続いたと思います。その中で相手の隙を突いてスローインから狙った通りの得点が取れた。それから、後半開始早々のフリーキックからキャプテンが決めてくれたという所が良かったと思っています。あと、非常に厳しい時間もありましたが、最後ディフェンスラインも体を張って0点で抑えたことも評価したいと思います。ただ、先ほど言いましたように、細かなミス、あるいはもうあと2〜3メートル戻れれば、あるいは前に出れば、防げる、あるいはセカンドボールを取れるというシーンが多々あります。そこをもう少し突き詰めていかないと、次の甲府、セレッソと上位の戦いではなかなか難しいゲームになると思っています。そこをコンディションを戻して、頭を整理して次に向かいます。以上です」

Q:2-1から勝ち切ることが出来ましたが、残り20分の戦い方、試合の終わらせ方については、どのように臨みましたでしょうか。
「正直言って20分もあれば色々なことが起こりえるので、2-1になった時にはそれまでの戦い通りしっかりとした守備から3点を取りにいかなければ終われないという意識でした。ただ、残り5分になった時点では、少し向こうも長いボールを入れることが多くなったので、どういう風に逃げ切るかということで交代の枠をどう使うかを考えました」

Q:吉本選手の交代のタイミングは、それを見ながらということでしょうか？
「正直、足を攣った選手が3人ぐらいいて、どこが一番もたないかということを見極めるのが難しかったです」

Q:ファジアーノ岡山の今日の印象を教えてください。
「これまでの試合、特に第2クールからここまで4ヶ月空いたので、その期間いろいろ選手も変わっていて、しっかりと分析はしたんですが、分析通りトップへのクサビを入れて、前の4-2-3-1の3の選手が流動的に動いてくると。そこの部分は前半から苦労したと思います。ただ、僕らもその流動性に慣れてきて対応ができたと思いますが、ボールが46番の選手（三木良太）にも収まるし、その選手に入った時に前向きにボールをサポートができる良いチームという印象です」

Q:スローインからの得点は狙っていた通りということですが、どの点が狙いだったのでしょうか？
「天皇杯の熊本戦で、マイボールのスローインをあのエリアで3回、4回相手に渡してしまっていたと。それでカウンターを受けているということで、スローインになった時点で、スロワーと受け手の部分が相手の隙をついて、できるだけスペースを使っていこうということで意識して伝えていた所を、投げ手も受け手も、ゴール前に詰めていた選手も、みんなが共通理解を持っていたということです」

Q:スカウティングで岡山のスローインへの対応が悪いということではなかったのでしょうか？
「それはないです。僕らの修正、そういうところで意識付けした所が試合に出たということです」

以上