10月3日（土） 2009 J2リーグ戦 第43節
湘南 3 - 1 岡山　（16:03／平塚／5,872人）
得点者：12' 菊池大介（湘南）、38' 田原豊（湘南）、54' 川原周剛（岡山）、73' オウンゴ−ル（湘南）
スカパー！再放送 Ch181 10/5（月）09:30〜（解説：川本治、実況：中村義昭、リポーター：安田美香）
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※湘南監督コメントは後ほど掲載します。

●手塚聡監督（岡山）：

「3失点して負けたわけですが、前節早い時間に失点してしまったので、今日選手たちにはゲームの入り方と、いい守備をしていい攻撃に繋げようと話して臨みました。入りはいいと見ていたが、1本のクイックのフリーキックから立て続けに2回ピンチを招いて、そこからリズムがまったく変わってしまった。集中力を持続できないなかからリズムを失ってしまったという前半だったと思います。後半はひとを代えて、キックオフからたぶん5本目ぐらいのシュートで川原が入れたと思うが、いいリズムで攻めて2-1とした。そこでもうすこし辛抱する時間が必要だったと思うが、リスタートから3点目を失ってしまった。なかなかそこから追いつくのは難しい内容のゲームになってしまったと思います」

Q:自滅して失点してしまったという印象を受けるが、監督はどのように受け止めていますか？
「3点とも痛い失点だったが、今日のゲームプランから考えると1点目のやられ方、そういうリズムになったところがまだまだ足りなかったと思っています」

Q:3失点したが、やろうとしていることはできていたと見受けますが。
「多少前節よりは改善されたところはありますが、現実にはゲームとしても勝ててないし、まだまだやれる、やらなければいけない。運動量や予測・アプローチのスピードなどではもっとできた試合もあるので、そういうところを目指して毎試合やっていかなければいけないと思います」

Q:湘南と3回戦って全部接戦だったが勝てなかった。力の差があるのでしょうか。
「やはり惜しいこともあったといいながら湘南は3勝したわけで、すこし足りない部分がゲームの流れのなかで得点や失点に表れてくると思う。うちがもっともっと90分間のゲームに対してひとつになって戦える時間が長くないと、いまの上位のチームにはなかなか勝てないと思います。ただ絶対勝てない相手ではないと思いますが、現実にはそこまでやれてないと思います」

Q:まだ8試合残っていますが、スタートしたころといまと比べてチームの力は上がってきているか、手応えは。
「攻撃のかたちをあまりつくれない試合が多いなかで、少しずつ攻撃ができるようになる、あるいはペナルティエリアに侵入する回数が増えてきた。ただなかなか得点まではいかないという、ずっとそういう流れだった。今日で43試合終わったが、何か攻撃のテーマでトレーニングすると少しずつ改善されていく反面それまでやれていたことが少しずつ薄れていってしまい、守備のことを意識させると今度は攻撃のほうの意識が薄れていく。43試合のなかでもそういう繰り返しを経て少しずつは成長していると思いますが、他のチームもゲームを重ねながらいろいろ経験し、チーム力として上がっていると思う。ただ開幕のころよりも、他のＪ２のチームのスピードなどに少しずつ慣れてきて対応できることもある。
だがまだまだ90分を通して、あるいは1試合だけでなく2試合3試合とパフォーマンスをアベレージとして出し切るところまではいってないのではないかと思います」

Q:3連敗ですが、いまもっとも立て直していきたいところは。
「後半は1-1だったが、攻守の切り替えのところなど最低後半ぐらいのことをやっていかないとどのチームとやっても勝てないと思う。攻守ともに切り替えの部分とボールに対する攻守における執着を出していけば、もうすこし攻撃の回数が増えるし、ピンチを防ぐ回数も増えるのではないかと思います」

以上