10月3日(土) 2009 J1リーグ戦 第28節
柏 1 - 2 磐田 (15:05/柏/8,514人)
得点者:13' 前田遼一(磐田)、41' フランサ(柏)、82' 成岡翔(磐田)
スカパー!再放送 Ch183 10/6(火)21:00〜(解説:相馬直樹、実況:清原正博、リポーター:新井麻希)
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●柳下正明監督(磐田):
「お互い負けられない、勝点3がほしいという状況の中の戦いで、前半に関しては、非常に動き出しも良くてボールも動いて自分たちのリズムでゲームを運ぶことができていたと思います。
ただ、相手のプレッシャーがかかっていない状態での軽いプレーやイージーなミスで相手にリズムを与えてしまっていた。
1-0で終わらなければいけないゲームを1-1としてしまった。その辺りは反省しなければいけない。
後半に関しては、お互い勝点3がほしいというところで、そんなにチャンスを作り出せなかったんですけど、前半のような集中を欠いたプレーがなく、最終ラインが最後の柏の攻撃に対してもしっかりはじき返して、高い集中力の中でゲームを行えたと思います。
最後1点入って勝点3とれたということは、我々にとっては非常に良かったと思います。この勝点3を次のゲーム(10月17日@ヤマハ vs鹿島)にもつなげられるようにしっかり準備してやっていきたいと思います」
Q:成岡翔選手にどういう指示をしましたか?また、ゴールに関してはどういう感想でしょうか?
「少し攻撃が縦に早い感じで、F東京戦のようにカウンター・カウンターになりそうだったので、少し落ち着かせようということで入れました。松浦を入れることも考えていましたが、スタッフとの話し合いで成岡にしました。成岡が得点したことに関しては、彼はペナルティーエリアやその周辺に顔を出す特徴があって、彼の一番いいところが出たんじゃないでしょうか」
Q:守りの面で特に相手の両サイドの大津祐樹選手と菅沼実選手に仕事をさせなかったけど、意識はしてましたか?
「1回目のホームゲームのときは、彼らはもっといやらしい動きをしていて、つまり、前・後ろ・右・左、縦横無尽に動いていた。ただ、今は柏がやろうとしているサッカーは、しっかり守って自分たちのポジションをキープしながら、バランスを崩さずやろうという風に見えた。なので、我々にとっては攪乱されるような動きが少なかったということで、マークがしやすかったと思います」
Q:前田遼一選手への評価は?
「ずっと同じ答えを言っていますが、攻守とも運動量が多く、守備に関しては献身的に、自分のアタックに行く余力を残さずやってくれている。攻撃に関しても、相手の背後へ飛び出す動きをすることによってスペースを作ったり、ラインを下げさせる。これも、チームにとって重要な攻撃の役割をやってくれている。
ここ数試合点をとっているし、チャンスに顔を出している、そこが今成長しているところだと思います」
Q:終盤1-1だったが、勝点1でもいいという考えはありましたか?
「成岡を入れたところで0よりは1という考えでゲームを落ち着かせようとした。松浦を入れた場合、多分チャンスは作れると思うが、その代わり攻撃が早くなりすぎて奪われてカウンターされる危険がある。その辺りはスタッフと話し合って成岡で行こうという風になりました。勝点1でいいという考えではなくて、ゲームを落ち着かせようという意図でした」
以上
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