9月20日（日） 2009 J2リーグ戦 第40節
Ｃ大阪 2 - 1 湘南　（19:04／長居／18,874人）
得点者：61' 船山祐二（Ｃ大阪）、69' 藤本康太（Ｃ大阪）、88' ジャーン（湘南）
スカパー！再放送 Ch180 9/21（月）07:00〜（解説：西村昭宏、実況：谷口広明、リポーター：森田純史）
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●反町康治監督（湘南）：

「思ったよりもグラウンド状態がよくなくて、それにちょっと我々のほうが神経質になってしまったかと。Ｃ大阪はここ（長居）で練習していたみたいなので、そのせいか、技術的には向こうが上ということもあり、そうしたボールコントロールの差が、最後までこちらが馴染めなかった原因かなと思います。前半は中学生とプロチームというような試合展開で、こっちのほうが腰が引けていて、少し修正して、後半はやっとプロチームらしい試合になったのですが。全体的に押されるのは承知の上で、前のほうで攻撃のダイナミズムやアクティビティといったところ、そういうのがなかったですね。そんな状態で退場したら厳しくなるのは当然。難しい展開になったことは間違いないです。最後、逆に開き直ってやったら、そっちのほうがボールは回るし、前にいけるようになって、そういうところもあって、そこは次の試合に生かしていこうと思います。私としては、阿部がコーナーキックのときに、足がつって次は動けないと思って、今までコーナーとかで選手を代えたことがなかったんですが、ディフェンスのときには、阿部がそのあとオープンプレーに変わったときに動けない状態になったらと思って、（交代選手を）送り出した。それで守備のリズムを自分たちで崩してしまい、ちょっと後悔していますね」

Q：前半0-0で、相手がじれていたこともあり、狙い通りとも思えましたが。
「相手をしっかり分析したうえで、相手のストロングなところは抑えたのですが、サッカーでは抑えているだけでは勝てない。特に自分たちより上のチームには、勝たないことにはどんどん差が詰められないわけで。プラン通りと言えばプラン通りで、後半それからどうするかという話し合いもしたんですが……。ちょっと腰が引けた部分があったと思います。ボールを持たせているのは当然も、取りにいくところで取りにいけず、向こうもじれながらも、変な取られ方をせずにシュートで終わる。なので、こっちの攻撃のときには、向こうはもうセットしている状態になっていました。我々としては、もう少しボールを奪うべきところで、ボールを奪わなければいけない。走らされた部分もありますが、ボールを相手に持たせた部分もあり、それはどちらとも言えません」

Q：Ｃ大阪の球際の強さについて、前回の対戦から変わったところはありますか？
「前回に比べるとパワーアップしたんじゃないかと思います。ケガの功名というか、マルチネスが離脱したことで、逆に中盤での守備の意識が強くなったと思いますし、チアゴが外れたことで、ディフェンスの真ん中でのコミュニケーションがしっかり取れるようになり、いい方向に向いているというのは、あると思いますね」

Q：最後に1得点を返したことで、3位をキープできましたが。
「草津と甲府が戦い、草津が勝ったわけですが、我々のクラブから期限付き移籍で行っている小林という者が値千金のゴールを決めて、我々に『頑張ってくれ』というメッセージを送ってくれた。それに応えられず非常に残念に思っています。順位は今の段階では何とも言えないんですが、上に食らいついていくことが必要。その意味では、この負けを次にどう活かしていくか、この1点に絞られる。田村が次から2試合出場できませんが、総力戦でやっていきますので、頑張っていきたいですね」

以上