9月13日（日） 2009 J2リーグ戦 第39節
福岡 2 - 0 仙台　（16:04／レベスタ／8,263人）
得点者：39' 黒部光昭（福岡）、68' 田中佑昌（福岡）
スカパー！再放送 Ch183 9/14（月）13:00〜（解説：布部陽功、実況：後藤心平、リポーター：森田みき）
勝敗予想ゲーム | 皆の投稿で作るスタジアム情報
----------

●手倉森誠監督（仙台）：

「今日の試合に負けて悔しい思いでいっぱいです。手堅い守備で隙を作らずに、隙を突いて勝ってきたチームが、今日は逆に隙を突かれた、それが敗因だったと思います。前半、広大（渡辺）が鼻血を出したところでゲームのテンポが少し遅くなり、後半になっても、ボール回しだったり、崩しのところでなかなかスピードが上がらなかった。それが、今日の０−２という結果になりました。完敗だと思います。残り１３試合のうちのひとつとして、首位に立ちながら勝ち続けられれば、もっともっと自信になるという試合だっと思いますが、まだまだ、何か足りないものがあるのだろうという敗戦でした。しぶとく、辛抱強く、ここまで上がってきた我々としては、これを糧にして、もう一度、そこに帰って残りの１２試合を戦っていきたいと思います」

Q：レベルファイブスタジアムは去年から通算して３連敗。しかも無得点でした。どのような原因が考えられますか？
「これまでの３戦を見たときに、攻撃のテンポが上がらないというのがあり、今回も、それを繰り返しているというのを感じました。預けるパスがずれたりというところも再三見られたし、もっと理詰めでプレーして、球離れもよければ、我々らしさが表現できたと思いますけれども、今日は全然だめでした」

Q：後半の立ち上がりにサイドからチャンスがあり、その流れを続けていけば、いずれ押し返せそうなリズムになったと思いますが、それを続けられなかったのは何故でしょぅか？
「いい時は、あそこから尻上がりに良くなっていくのが我々らしいところなんですけれども、それが今日は持続しませんでした。いろんなところでのパスのズレだとか、チャンスを作った後に、それを繰り返すということができなかった。パス交換のズレだったり、オーバーラップのタイミングだったり、スペースに流し込む角度だったりというところが、今日は少しぬるかったと思います。そして、与えてはいけない２点目をカウンター気味にやられたと。それと今日は、チャンスを活かしきれなかったことで焦れたというのがDFのところで見受けられました。もう１回、辛抱強さを取り戻さないといけないと思います」

Q：ボランチの位置が、どうしても引き気味になっているように見受けられたのですが？
「今日、福岡が大きな展開をしてきたときに、競り合いの部分で強さ、厳しさというのは福岡の方があったなと思いました。そこで少しひるんだようなポジショニングが、そういった状況になったんじゃないかと思います。前半の浮いたボールに対してのコンタクトの場面は、もっともっと、戦わなければいけない部分だと思います」

Q：ここのところ後半１５分くらいのところで投入していた中原貴之選手を、今日は後半の頭から入れました。その理由と評価を教えてください
「先発で起用した平瀬は、今日は４５分出来ればいいなというくらいの気持ちでいました。それで、中原と半分ずつ行ければいいというプランでした。なぜかというと、平瀬がハムストリングを気にしていたというのがあったし、中原は途中交代で十分やれるというのがありましたから。それに、彼自身がレベルファイブスタジアムには相性がいいというのがあったので期待していたんですけれども、今日はちょっとイライラしたところが見受けられた。落ち着いたところがなかった分だけ、最後の丁寧さを欠いたと感じました。今日は痛い思いをしましたが、自分たちを見つめなおす、鍛えなおすというところから、やっていかなければいけないと思います」


以上