9月6日（日） 2009 J2リーグ戦 第38節
仙台 4 - 2 岡山　（18:04／ユアスタ／12,519人）
得点者：19' エリゼウ（仙台）、24' 青木孝太（岡山）、34' マルセロソアレス（仙台）、43' 青木孝太（岡山）、54' 菅井直樹（仙台）、62' 中原貴之（仙台）
スカパー！再放送 Ch181 9/7（月）11:30〜（解説：鈴木武一、実況：守屋周、リポーター：村林いづみ）
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●手塚聡監督（岡山）：
「素晴らしいスタジアムで、多くのサポーターの中、ほとんどこのスタジアムでプレーをしたことがある選手がいない中で、前半の入りから雰囲気に飲まれたのかと思う。連続してＣＫをとられたり、少し押し込まれた状態で、結局ＦＫから失点した。
　ただ、先行されても、非常に少ないチャンスで追いつき、追加点を取られてもまた追いついた。流れとしては仙台にイニシアチブをとられたが、本当に少ないチャンスをものにできた。
　後半の早い時間で、自分たちの攻撃にかかったところでのミスで３点目をとられたが、１度もゲームでリードすることができない中で、追いつき、ひっくり返す力はなかったと感じたゲームだった」

Q:過去２戦と比べて、仙台の戦い方に変化を感じたか？
「多少選手が変わったりしていると思うが、基本的に、ボールを大切にして、個人的な能力のある選手がボールを動かすという攻撃と、長いボールを織り交ぜた前線の高さとスピードを活かした攻めなど、第１クールの頃から特別戦い方が変わったという気はしていない。
　しかし非常に試合巧者というか、流れを読んだゲーム運びができる選手がポイントポイントにいるのでは、という感じを凄く受けた」

Q:３失点目について。２試合前の水戸戦でも、自陣ゴール前に近い位置でのミスから失点していたが、なかなか改善されていない点をどう考える？
「声が選手間でも通りにくい状況で、試合の前にも選手たちは言っていたが、相手のゴールに向かってプレーしている人を優先してプレーしようとしていた。あの場面では妹尾が前にいて、後ろに保坂だったと思うが、そこへのパスがどっちつかずだったというのもあるだろうし、前を向いている選手にボールを引き出すという気持ちがもっと強ければ。
　ただ、ミスはミスだが、単純に喜山がミスをしたということかもしれないし、大きな失点であったことに違いはないが、そういうところで怖がらずに、きちっとつなぐところはつなぐべき。そのためには精度、スピードが必要になるので、その点を意識してトレーニングするしかない」

Q:今季６度目の４失点。なかなかマークも捕まえられなかったが、守りの面での課題は？
「ここ３試合、ＣＫやＦＫで４失点。相手がブロックをしてフリーの選手を作ろうとしたりとかする中で、局面の戦いで体を入れられないとか、ボールが来る前の戦いが、跳ね返すかやられるかというところを分ける。そういうところで自信を持ってやるべく、トレーニングをするしかないと思う」

Q:次節もＣ大阪が相手と、上位対決が続くが、次節に向けて。
「いずれにしても、自分たちが積み重ねてきたものを、どれだけゲームで発揮できるかが、自分たちの戦い方として大切だと思う。ホームで上位チームと当たって、そこでサポーターと共に喜べるようなゲームをしたい。それは簡単なことではないし、選手一人一人が集中して、セレッソ戦だけでなく、第３クールで少なくなっていく残り試合を一つ一つ大切に戦っていかなくてはいけないと思う。
　サッカーのゲームではいろいろなミスが起こる中で、そこをチームメイトや自分がカバーしていくものだが、今日は「そこでそういうミスしちゃうと厳しいね」ということが起きてしまった。そういう中でうちのミスを逃さずに、決めきれるチームとしての強さを、仙台は持って他と思う。そういうところに早く追いつけるように、やっていかなきゃいけないと思う」

以上