9月6日（日） 2009 ヤマザキナビスコカップ
Ｆ東京 1 - 0 清水　（18:00／味スタ／22,181人）
得点者：16' 平山相太（Ｆ東京）
☆ナビスコカップFINALチケット情報
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●梶山陽平選手（F東京）：
「前回の決勝に進出した時は、常にスタメンで出ていたわけじゃなかったので、今回は試合に出続けての決勝なので違う喜びがあります。0-0だったらウチが勝っている状態だったので、いつも通りボールをつないでいこうと話をしていた。ヨンセンのヘディングのところで皆集中していて仕事をさせなかったのが大きいと思う。（コンビを組む米本選手については？）ボールも落ち着いてつなげるようになって来ているし、最近はシュートも意識して打ってきているし、よくなっていると思う。決勝の相手、フロンターレは今シーズン2敗しているし、いい相手なので思い切ってやって優勝したいです」

●羽生直剛選手（F東京）：
「アシストのクロスに関しては、あげる位置とかスピードとかを意識していた。相太(平山）がよく決めてくれた。一番キレイな形だったと思う。1-0で勝っていても守りに入らず、アグレッシブに前から行くように試合を進めたかった。後半残り15-20分は、相手にボールを持たせながらも、前に行くときはハッキリと行く意識を持ってやっていた。1-0で勝っている時の交代に関しては、練習でもやっていました」

●石川直宏選手（F東京）：
「引き分けでも決勝に行けたが、ホームだし準決勝という舞台なので勝ちにこだわった。守備も集中していたし、後半途中から引き気味になったが、全員集中して守れたと思う。自分も怪我もあり本来のパフォーマンスではなかったが、相手よりも走ることを意識してやった。個人的には、攻めの場面でシュートなのかパスなのかの判断や技術を上げていきたい。2004年で優勝した後からは、悔しい思いをしてきたりもしているので、あの時から比べて積み重ねてきたこともあるのでチームとしても絶対にタイトルを獲りに行きたい」

●権田修一選手（F東京）：
「ヨンセンのところで皆が頑張ってくれた。セカンドボールも思ったよりこぼれて来なかった。こういう大きな舞台だからこそ、びびらずに思い切ってやろうと思っていた。逆に開き直って自分らしいプレーにつながったと思う。決勝にいけるのは素晴らしいことですし、人生のうちで何回もいけるものではないと思うので、今の調子を持続して臨みたいと思います。決勝の前にはリーグ戦もあるのでしっかりと戦っていきたいです。今日はヨネ（米本）やカジ君（梶山）のところでしっかりと取れていたのが良かったと思う。クロスは来たけど、シュートはほとんどこなかった。今回の勝利はDFの皆の力が大きかった」

●平山相太選手（F東京）
「プロになって初の決勝戦なので嬉しいです。今日は絶対勝つという気持ちで臨みました。守備が0に抑えてくれたのが大きいです。得点シーンは羽生さんからいいボールがきました。いつも練習でやってるシーンでした。今日はホームなのでサポーターの声援もあるし、引き分けとかではなく勝つつもりでした。プレーでは、自分だけじゃなくて周りを使うことを意識しました。FWなので点という形で結果を残せてよかったです。少しでも前でキープして、後ろの選手の上がる時間を作ろうと思っていました。（交代した後はどんな思いで試合を見ていましたか？）DF陣は安定していたので安心してみていました。決勝戦は、サッカー人生で何回決勝にいけるかわからないので絶対に優勝したいです。」

●茂庭照幸選手（F東京）：
「非常に嬉しく充実した気持ちです。引き分けでも良かったというアドバンテージもあったので多少の気持ちの余裕を持って臨みました。予想通りの展開だったので、前日までの練習でやっていたことが実践できました。自分にとって自信になる結果だった。今年のクラシコは悔しい思いをしていたのでサポーターの皆もそう思ってると思うし、皆で一丸となって優勝したい。前回の決勝のときは、走り、奮闘して血尿がでちゃったんだけど、今年もみんなが血尿がでるくらい走って、勝ちたいです」

●徳永悠平選手（F東京）：
「相手の攻撃はそこまで怖くなかった。それは、今日に向けて時間をかけてずっとシミュレーションしてきたから。（終盤押し込まれたのは）僕たちもそういうシステムでやっていたし、相手もパワープレーできていたので。ああなることは分かっていた。最後をやらせなければということをみんなが意識した。予想通りの展開でした。次のゲームは優勝して勝ちたい、絶対に。みんなで優勝できたらいい。決勝の相手の川崎には今年、2回負けている。もう負けられない。勝ちたいというよりも、3回も同じ相手に負けるわけにはいかない。特別な舞台だし、何が何でも勝ちたい。国立とは個人的に相性がいい。サポーターも熱いと思うので、俺も熱くなっちゃうでしょうね（笑）」

●米本拓司選手（F東京）：
「良かった、本当に。とりあえずホッとしています。今日はそれに尽きます。内容どうとかよりも、今日は結果が大事。サポーターも決勝に進むことを望んでいたはずですから。サポーターの声援もあって、チームの一人ひとりが動いていた。僕も負けたらいけないと思って、頑張って走りました。ヨンセン選手が起点になって競ってセカンドをしっかり拾ったらこちらの流れになると思っていました。サイド攻撃でも市川選手なら右足が得意なので、右を切ったりだとか、あとはカバーリングも意識しました。外から上げられても中を固めていればやられることはないので、そこも意識しました。（ミドルシュートのチャンスはありましたが）力んじゃいましたね、完全に。たまたまいいポジションにいたから。周りの期待も感じましたが、入らないのが僕的には普通なので。ただ、練習はしていますけど。打たないと入らないと思うので、これからも積極的に打っていきたいと思う。（決勝の川崎は）今年2度も悔しい思いをしている。決勝では絶対に勝ちたいと思います。今日はカジくん（梶山陽平）様さまです。守備もめっちゃしてくれて、つなぎもしてくれて。今日はカジくんのほうが走っていた。けがしてあれだけ走れるのは本当に凄い。尊敬します」

●椋原健太選手（F東京）：
「自信はあったけど、本当に清水は強かった。第一戦はディフェンスが持ちこたえられなかった。だからこそ、今日は無失点に抑えたかったし、それができてよかった。ヨンセンに対して一枚当たってカバーということが徹底できていた。危なかった場面は、思い当たらない。それぐらい今日の守備はよかった。『お前が出たら負けない』って奥原コーチが言ってくれた。だから決勝もピッチに立ちたい。ナビスコは多くの試合で絡むことができている。そうやって試合に絡んできて決勝にいけたというのは、めっちゃくっちゃ嬉しい」

以上