7月22日（水） 2009 J2リーグ戦 第29節
水戸 1 - 0 愛媛　（19:04／笠松／1,304人）
得点者：59' 荒田智之（水戸）
スカパー！再放送 Ch181 7/23（木）05:00〜（解説：三浦俊也、実況：加藤暁、リポーター：湯本久美）
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●荒田智之選手（水戸）：
「0対0で来てたので、点を取ってやろうと思ってピッチに出ました。それで結果が出てよかった。でも、他のプレーでは周りに迷惑をかけてしまった。そこは直していかないといけない。
ゴールは（鈴木）カズさんからいいボールが来た。もう1点決めたら楽になってたので、そこを突き詰めてやりたい。ただ、FWとして点を取って勝利に貢献できたことはうれしい。気持ちよかった。自分たちは昇格争いを目指してやっている。勝ててよかった。
2ヵ月半、辛いときもあった。でも、支えてくれたドクターやファンの存在があって、今日ピッチに立てた。自分が試合に出る準備をしたときに拍手が起きて、すごくうれしかった。サポーターからは怪我しているときに千羽鶴ももらっていたので、恩返しをしたかった。この1点でいろんなものが吹っ切れると思う。本当に昇格争いをしたい。それができれば、水戸の町ももっと盛り上がると思う」

●大和田真史選手（水戸）:
「いい形で荒田が復帰できてよかった。本人が一番喜んでるんじゃない？　けが人が戻ってきて、すごくいい雰囲気でやれている。荒田だけでなく、みんな戻ってきている。全員でやれれば、もっといい雰囲気になる。5試合連続完封は全員で動けている結果。前からしっかり守備をしてくれているし、点も取ってくれている。ＤＦラインの顔ぶれが変わっても同じことができている。戸惑いはない。やることがしっかり浸透している」

●小澤雄希選手（水戸）
「危ない場面が結構あったけど、相手がはずしてくれた。結果が出てよかった。荒田が入って雰囲気が変わった。すぐに1点取れて、流れがうちに来た。彼は動き出しが速いし、前に行く意識が強い。彼が前に行くことで自分の前のスペースが開いた。5試合連続無失点はうしろ4人だけでなく、前も集中してやれているから。個人の対応もあるけど、全員の守備意識が強くなっているからだと思う」

●菊岡拓朗選手（水戸）:
「荒田が戻ってきて助かりました。裏に抜け出してくれるし、動きがわかりやすいので中盤にとってやりやすい。彼がＤＦをひきつけてくれるので、2列目があく。そこでいい攻撃ができた。前半はボールを持てたけど、崩しきれなかった。そこをなんとかしようとしたときに荒田が戻ってきてくれた。荒田は自分と合うＦＷ。僕が持ったら裏を狙ってくれる。中盤としてはいいパートナー。やりやすい。相手のＤＦラインを下げてくれるので、二次攻撃もできる」

●鈴木和裕選手（水戸）:
「5試合連続無失点だけど、相手のミスに助けられたし、崩された場面もあった。もっとＤＦラインを上げ下げしながらやらないといけないし、もっと前からプレッシャーをかけたい。無失点で抑えているからいいわけじゃない。やられている場面もある。それをさせないためにもっとひとつひとつの精度を高めないといけない。上位相手では厳しいと思う。350試合出場だけど、まだまだどんどん積み重ねて頑張っていきたい。若い選手に負けないようにがんばるだけです」

●田森大己選手（愛媛）:
「前に速く攻めようとしすぎた。そればっかりになってしまった。もっと中盤でボールを落ち着かせたかった。今日は基本的に自分が後ろでカウンターのケアをして、永井さんを前に出そうということだった。流れのいいときに点を取らないとこうなる。ミスで流れが変わってしまう」

●永井俊太選手（愛媛）:
「本当に勝ちたかった。勝つことしか考えてなかった。相手は守ってカウンター狙いで、速い攻撃を仕掛けてくることはわかっていたけど、やられてしまった。最近セットプレーから点を取られることが多い。今日もスローインから。そういったところの切り替えが遅い。点を取るところで取らないとこういうことになってしまう。こういう苦しいときこそ、1つにまとまって前を向いてやっていきたい」

以上