7月19日（日） 2009 J1リーグ戦 第18節
柏 0 - 2 Ｇ大阪　（19:05／柏／11,367人）
得点者：53' レアンドロ（Ｇ大阪）、67' レアンドロ（Ｇ大阪）
スカパー！再放送 Ch183 7/21（火）20:00〜（解説：金田喜稔、実況：清水大輔、リポーター：石川葉子）
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●井原正巳監督代行（柏）：

「新しい監督に代わるということで、この試合を監督代行で１試合やることになりました。前節はなんとか苦しい試合で勝点３を取って、この試合もその流れを続けたかったんですけど、結果的に敗戦ということで。選手はこの１週間しっかりトレーニングしてくれて、良い形で試合に入れたと思うんですけど、結果を出してやることができなかったのは非常に悔しい思いです。
ゲームプランは、ガンバは攻撃陣にタレントが揃っていますし、しっかり守備のところは真ん中を埋めながら守って、特に前半は０で行きたいというプランはあった。そういうあたりは選手がしっかり意識して臨んでくれたと思います。後半、ミスからPKで失点して、そこからチームの元気がなくなってしまったのかというところがありました。そういう意味もあって選手交代をしてチーム内を変えなくてはいけないなということで、早めに２人を投入した。少し流れが変わったように思えましたが、その後に２失点目をしてしまって、足に当たったボールが良いクロスに変わってしまったけど、そういうところをガンバはしっかりゴールに決めてくるところはさすがだなと思いました。苦しい展開の中で、１点でも返してという気持ちを持って90分間やりました。最終的に最後のカードを切ったんですけど、そこで予想していた流れに引き戻せなかったことは自分のミスだったかなと感じています。２ライン気味になってしまったので、もう一度チームを生き返らせる流れになれなかったのは、非常に自分としても悔しさがありますし、力が足りないのかなと思います」

Q：後半２ラインになってしまった原因は？
「２点取られてから、最後１点でも返しに行きたいということで、栗澤が足の状態が厳しくなったので、そこで菅沼を入れた。そこでフランサの１トップ気味と、あとは４枚がその中でフランサを追い越していけるようなケースを作れればと、菅沼を入れたんですが、タイプの似たような選手が揃ってしまった。みんな前に前にとなりすぎて、中盤でつなぐことができなかったのが、２ラインになってしまった原因かと思います。そこでボランチをもう１枚増やしたり、中盤に厚みを加える選手交代ができればという反省が今はあります」

Q：今日は先発２トップに北嶋とポポ、中盤に杉山と鎌田と、少しいじった狙いは？
「今週、フランサの体調の問題がありましたし、トレーニングはしていましたが少しコンディションが悪かったので、練習がほとんどできなかった。それで北嶋を使いました。ポポはずっと体が切れていましたから、ガンバがスペースを作った場合にスピードのある選手が欲しいということで入れた。ポポを右サイドの方に張らせて、ガンバの左サイドにポジションを取らせる形でいこうという意図がありました。ボランチは小林慶行が内転筋に違和感がありまして、１人は変えなくてはいけないというのがあって鎌田を入れました。中盤のところは同じ役割で、鎌田に期待して先発で出しました」

Q：明日からネルシーニョ新監督が来ますが、コーチとしてどのようにやっていくおつもりですか？
「今日、新しい監督ともクラブハウスで会いましたし、とにかく勝点をこれから少しでも上積みしていかなくてはいけない。この状況を脱しなければいけないと、スタッフも一丸となって、チームのトレーニングの指揮に関しては明日からネルシーニョ監督が執ってくれるので、自分はコーチとして100％のサポートをしていきたい。選手も今日の敗戦はありますけど、気持ちを切り替えて次の鹿島戦に向けてスタートを切らなくてはいけないので、落ち込んでいてはしょうがない。チームをサポートして、少しでも元気が出るように、前向きにやっていきたい」

以上