6月20日（土） 2009 J1リーグ戦 第14節
名古屋 0 - 1 千葉　（15:35／瑞穂陸／12,457人）
得点者：81' 深井正樹（千葉）
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●ストイコビッチ監督（名古屋）：

「今日のゲームの印象は、しっかりとコントロールした良いゲームでしたが、勝つためには不十分でした。得点を決めるという強い気持ちが伝わってきませんでした。我々としては非常に残念な結果ですが、勝利した千葉を祝福したいと思います」

Q：昨年に比べ、攻撃面で強さを感じないのですが、どうお考えでしょうか？
「確かに昨年とは状況が違います。我々としても、何とかしなければという思いはあります。我々の哲学を信じてトレーニングをするしかありません。1つの勝利が状況を変えると思っていますが、その勝利は他から与えられる物ではなく、自分達が勝利に値するプレーをした時に得るものです。そのためには、もっとコミュニケーションの向上と強い気持ちが必要だと思っています」

Q：チームとして、情熱を失っているのでしょうか？
「確かにチームとしてのペースは落ちています。昨年からいくつかの事柄が変わりましたが、その点を含め精神面で問題が起きているのだと思います。そこが昨年との大きな違いです。我々は今後、もっと自信をつける必要があります。現在のグランパスは、強くもなく弱くもない、という状況です。我々の持つ力の100％を出し切れていないのだと思っています。昨年は自分達に力の110％を出して戦えていました。体力面の問題ではありませんし、今後はもっと自信を持ってプレーする必要があります。
今日は、ダヴィ、巻、そして杉本、津田という4人のFWの選手をスターティングメンバーに揃えましたが、得点を決める事ができませんでした。我々としてはベストを尽くしましたが、これも人生だと思っています。明日にでも、チームでミーティングを行い、危機的な状況ではない今のうちに、どこに問題があるのか個々の選手とも話し合いたいと思います。今日の敗戦をポジティブに捉え、前向きに今後へ繋げたいと思います。今日の結果は悲劇というわけではありませんが、それでもホームで負けてしまいサポーターに対し申し訳なく思っています。
私が監督に就任してからここまでの1年半、グランパスは常に良い話題ばかりでした。しかしながら今は、批判されるべき時期なのだと思っています。それらを私としても受け止めますし、その意見も前向きに捉えたいと思います」

以上