6月20日（土） 2009 J1リーグ戦 第14節
Ｇ大阪 0 - 2 新潟　（15:35／万博／18,404人）
得点者：31' 矢野貴章（新潟）、82' マルシオリシャルデス（新潟）
スカパー！再放送 Ch183 6/22（月）11:00〜（解説：川勝良一、実況：寺西裕一、リポーター：竹島麻里子）
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●西野朗監督（Ｇ大阪）：

「リスタートのゲームでいいスタートを切りたいという気持ちはあったがなかなかスタイルを出させてもらえなかった。中盤の構成が変わると、機能的な構成とか、タメ、前線、両サイドを活かす構成が少し足りなかった。新しいメンバーも自分のプレースタイルを出そうという意欲は見えたが、それが全体として機能したかは…。後半少しずつとれてはきたが、少し難しいゲームだったと思う。主力を欠いた中でのゲームだったが、そういう中でもスタイルを継承した戦いが出来ないと、これからも苦しいなとは思います」

Ｑ：復帰した加地、二川選手についての評価を聴かせてください。
「加地は１ヶ月インターバルがあった中で早い段階で戻って来ている感じは受けていたし、今日も厳しい状況でどれだけやれるかという中で、落ち着いて入れていたし、特に守備ではほぼ戻って来ているなという印象を受けた。後半は佐々木を越えていくプレーもあったり加地は徐々に戻って来ていると思う。二川についてはブラングが長いだけに厳しい実戦の中で、要所要所ではらしさが出てはいましたがもう少しこなしていければ、という感じはうけた。ただ二人とも、長いブランクがあった中で、戻ってこれたというのは大きいと思う」

Ｑ：中澤、高木のDFラインの出来について。
「聡太は安定していたし、局面の強さもお互いが予測しながらうまくやっていた。高木は少しまだコンパクトにというところで、そこは課題でもあったのですが、こういう中でチャレンジして行く間合いとか、強さが少し足りないかなということは感じました」

Ｑ：リーグ戦では３試合連続無得点ですがそのことについては。
「そこが一番深刻ですね。３試合続くというのは、レアンドロが抜けたからということだけではない。そこは去年と同じ傾向にあるというか…一人抜けてこうなるのは、修正しなければいけないし、要するに人に頼っているということだと思う。形とかたくさんオプションを持っていかないということ」

Ｑ：ACLに向けて。
「ノックアウトですから。今まで積み上げてきたことを継続できるかが大きく左右する試合。今日のゲームがベースにならないと水曜日まで修正できる時間がないので、今日の試合が重要と思っていましたが、そこに主力が入ってこれず、バックアップの状態もこの結果ですから、チーム力ということを考えると総合しても厳しいと思います。現状、ここ３日でどれだけ入れるか。入れたとしてもほぼぶっつけですし、大一番にダイレクトに入るのは厳しいなとは思います。ただ総合力としてやっていくことを考えないといけない。自分の中では今日をベースに微修正をして挑みたいというプランがあったが、またフラットに考えないといけないとは思います」

以上