5月16日（土） 2009 J1リーグ戦 第12節
清水 3 - 1 大分　（19:03／アウスタ／13,141人）
得点者：14' 岩下敬輔（清水）、17' ヨンセン（清水）、37' 高橋大輔（大分）、73' ヨンセン（清水）
スカパー！再放送 Ch183 5/17（日）08:00〜（解説：澤登正朗、実況：桑原学、リポーター：小野響子）
☆顔写真クイズ｜勝敗予想ゲーム
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●シャムスカ監督（大分）：

「しばらく勝利がないということで、今は本当に厳しい状況を自分たちは迎えている。ただ、今日の試合を振り返ってみると、本当に内容としては良い内容だったと思っているが、それに結果が伴わなかった。試合に出た選手たちは、それぞれが自分の力を最大限出し切ってくれているし、これから彼らの能力をさらに引き出して、良い状況を作り出したいと思っている。あとは、クラブの強化部とも話し合いながら、全体のコンディションを良くするためにはどうしたらいいのか、この状況を抜け出すためにはどうしたら良いのかということに関して、しっかりとコミュニケーションをとりながら、抜け出していきたい」
Q:この状況を抜け出すために、監督自身はどのようなことが必要だと考えていますか？
「まだクラブのほうともしっかり話をしていないので、コンディションを上げていくためにどうすればいいかということは、クラブとしっかり話し合ったうえで、皆さんに伝えていったほうが良いと思う。
選手それぞれがピッチの中でも外でもしっかりと良い状況を作り出していくこと。それも含めて、全体でこの状況をしっかりと乗り越えていければいいと思う」

Q:以前、ナビスコカップの間に選手を入れ替えて、体力の回復を図りたいというお話しをしていましたが、そこは今回も変わらないですか？
「全体的に疲れている選手がいるので、そういう選手のコンディションを戻すためにも、何名か入れ替えたいと考えているが、それほど多くを入れ替えられるようなチーム状況ではないので、そこは全体のコンディションを見ながら考えてやっていきたい」

Q:次に向けての明るい材料という意味では、具体的にどのようなことが挙げられますか？「戦術面では、片方のサイドから攻めていって、そこから展開して逆サイドからも攻めていくという状況を、この試合の中で何回も作り出すことができたのは、すごくポジティブに考えて良いと思っている。
あとは、中盤の選手のモビリティーが上がっているということで、さまざまな動きをすることによって、良い攻撃を作り出すことができた。そういう部分を含めて、すごく良い発見があった」

Q:今季は1度失点すると立て続けに失点することが多いですが、戦術面でのコンディションの問題なのか、メンタル面のコンディションの問題なのか、どう考えていますか？
「フィジカル面のコンディションということでいえば、全体的にはコンディションも上がってきていると思う。ただ、今は前線からプレスに行くということで、それによって全体に疲れはたまってきていると思うが、コンディション自体は上がってきていると思う。
戦術面についていえば、前線からプレスにいったところを抜け出されたときに、しっかりと自分たちではめ直していかないといけないが、その面についても多少調整していかなければいけないと思っている。

あと失点したシーンでいうと、自分たちが良い状況で戦えていたにも関わらず、その中で失点してしまったことは反省しなければいけない。1点目は相手の良さが出たシーンだとは思うが、2点目については、自分たちはオフサイドトラップをかけるようなチームではないのに、少しオフサイド気味にとろうとしてしまった。そういった判断のミスが重なって失点してしまった。3点目は、こぼれ球をしっかり拾うことができなかった。こぼれ球を拾ってクリアできていれば防げた失点だった」

Q:今シーズンは金崎選手をFWで起用し続けていますが、それについての評価と今度の起用について聞かせてください。
「金崎は1対1が強いので、そういったシーンをかなり作り出してくれている。その意味では、FWというポジションをしっかりと全うしてくれていると考えている。ただ、彼はどうしてもサイドに流れてしまうというクセがあるので、それについては真ん中のポジションでもう1人のFWと近くでプレーするということを求めた。彼も少しずつそういった部分が良くなってきているので、今後も期待できると思っている」

以上