5月16日（土） 2009 J2リーグ戦 第15節
仙台 2 - 2 徳島　（13:34／宮城ス／10,242人）
得点者：3' 羽地登志晃（徳島）、16' マルセロソアレス（仙台）、41' 梁勇基（仙台）、60' 佐藤晃大（徳島）
スカパー！再放送 Ch186 5/17（日）10:00〜（解説：鈴木武一、実況：松尾武、リポーター：村林いづみ）
☆顔写真クイズ｜勝敗予想ゲーム
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●手倉森誠監督（仙台）：

「開始早々にビハインドから始まったゲームで、それでも前半にひっくり返したところまではよかったが、これまで勝てている要因としては失点が少なかったからなので、2失点目を許してしまったことでゲームが難しくなってしまった。
　今日の徳島のパワープレー気味のゲームに手を焼いてしまったところがある。
　ホームでは勝たなければいけなかったが、今日の悔しさを次に繋げられるように。今日みたいなゲームもあるだろうし、今日みたいな作戦をしてくるチームもあるだろう。そのためにはもっとボールを落ち着かせて、どんどんいなせるような力をつけなければいけないということを、今日は教えてもらったということで、次に進まなければいけない」

Q:セレッソ戦以来の複数失点だが、２−１のいい流れで折り返しながら、後半に追いつかれた原因は？
「やはり、中盤で思うようにボールを落ち着かせられないことで、一気に我々のディフェンディングサードのところまで、アバウトなボールだったり攻めこまれたのに対して、マークが一番はっきりしなければいけないところで外してしまった。そこをうまく突かれた。
　ボールを握らせないというところが、逆に守備でのちぐはぐさに影響したと思う」

Q:それは今まで隠れていた部分か？それとも今回新たに出た問題点か？
「徳島は今日は（前線に）２枚とも大きい選手を置いてきて、そこにどんどん競らせるような形で攻めてきて、それに我々のDFは手を焼いた。今日の徳島の戦略に、少し我々がはまってしまったところがある」

Q:負傷で途中交代した平瀬選手の状態は？
「プチッとはきていないという話だったので、切れてはいないと思う。彼自身も、次のゲームにはいけるかもしれない。大事を取って代えた。ただし連戦なので、慎重に判断して、次に進まなければいけない」

Q:今日で連勝が止まったことについては？
「悔しい。今まで、勝った後に『連勝は意識していない』という話をしてきたが、どこかで勝ち続けているために今日も『勝たなければいけない』と、自分達でプレッシャーをかけたような気持ちもあった。
　ただし、負けたわけでもないので、この引き分けを本当に、ここでもう一回次に進むための糧にしたい。またここから勝ちを、これまで勝った以上に勝ち続けられるように、自分達でまた記録を作っていきたいと思う」

Q:流れが良かったときに突然ペースを渡してしまったことにおいて、メンタル面も含めでどのような改善が必要か？
「今日みたいにどんどん立体的なボールを放りこんでくるようなサッカーに対して、少し我々の方がストレスを感じたような展開となり、結局リズムが向こうに行ったようなところがあった。そういうところにも、今日に関しては予測が足りなかったところがあった。
　ただし、2枚並んだだけでもそのようにやってくるという話をしていたが、実際に対戦してみた今日、ストレスのかかり方、これまでにないようなゲームの戦い方を体験できたので、今日のような戦術をとってくる相手に対しても、次はいなせるような準備ができるかどうかは自分達次第だと考えている」

Q:後半に追いつかれた後に、永井選手から斉藤選手に交代した意図は？
「永井が左の内転筋を痛めていて、蹴るのもしんどいというハーフタイムの話があった。連戦も続くし、それ以上悪化してはだめだと思ったので、斉藤に代えた。
　もうひとつは、まだまだ徳島が放りこんできていたので、斉藤と千葉のところ、渡辺とエリゼウのところで、きちんと跳ね返せるようにしたいと考えた。カウンターを何回かうまくできたシーンがあって、ソアレスも後半に2度ほど決定的なチャンスがあった。そこで決めていれば、多分ものにできていたゲームだったと思うし、攻守両面で悔しい思いをしているので、そこを修正して、次に入りたい」

以上