5月16日（土） 2009 J1リーグ戦 第12節
広島 3 - 1 山形　（16:04／広島ビ／9,479人）
得点者：8' 柏木陽介（広島）、10' 槙野智章（広島）、44' 高萩洋次郎（広島）、67' 秋葉勝（山形）
スカパー！再放送 Ch183 5/18（月）08:00〜（解説：前川和也、実況：寺西裕一、リポーター：掛本智子）
☆顔写真クイズ｜勝敗予想ゲーム
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●柏木陽介選手（広島）:
「得点シーンにつながったパスカットは、狙っていた。行ける時は前から行った方がいいと思っていたし、それが形になった。２点目が早く入ったことが大きい。あのあたりでFKをとれればチャンスになると思っていた。いいボールを入れられたと思う。
　今日の勝利は、チームとして上に行くために重要。負ければ下に追いつかれる可能性もあった。下に落ちるのは早いし、ここから上に行けるように頑張りたい」

●高萩洋次郎選手（広島）:
「インステップなんだけど……、ボールの横をこするようなイメージでシュートを打ちました。練習でも時々は狙っていたんだけど、入ったのは事故です。シュートは満点ですね。
　何て言ったらいいか、わかんないんだけど、あの時は自分の中に入り込んでしまったというか、自分しか見えなくて、時が止まってしまった感じだった。
　ただ、今日はたまたま。あんなシュート、そんなに入るものじゃない。また、ゴールにになったらいいな、って感じです（笑）」

●槙野智章選手（広島）:
「得点シーンは、（高萩）洋次郎くんと話をして、彼がニアに走って自分がクロスするようなイメージで動いた。それがはまったと思う。このところ追加点がうまく入っていなかったので、それが取れたのはよかった。
　選手は監督以上に『勝ちたい』と思っている。今日も、ホイッスルが鳴った瞬間から『勝つ』という想いでやっていた。前半で試合を決めるくらいの勢いだった。
　ここで勝つと上にいけるし、連敗するとどうなるかということも、僕らはわかっている。前節は運動量や球際で負けていたし、その反省が活かされた」


●長谷川悠選手（山形）:
「足には違和感があったけど、90分間やれた。ただ、１週間休んでしまったので、フィジカル的には問題がある。コンディションはまだ悪いけれど、しっかりとプレーできるようにやれればいい。
　簡単なミスをすると、Ｊ１では勝てない。前半からやれることを、しっかりとチームとしてやらないといけない。僕たちは、そんなに強いチームではない。リーグ序盤の頃のように、一体感を持ってやっていかないと勝てない。
　昨年も３連敗したことがあったけど、１回だけだった。今回も、４連敗はやったらいけない。うまく次の試合に勝って、いい中断期間を迎えたい」

●石川竜也選手（山形）:
「今日の１失点目や２失点目は、神戸戦の時と同じで、自分たちのミスから失点してしまった。よく『集中力が足らない』とか『単純なミス』とか言われるけど、ミスをしていけない時にミスをしてしまうというのは、個々の技術や個人能力の問題。そこを『単純なミス』ととらえるのではなく、『自分たちの力が足りない』と思ったほうがいい。
　ミスした選手は、次に修正しないといけない。ただ、他の選手もいつもミスをするかわからない。『人のミス』と思うのでなく、全員が一つ一つ集中してやることが必要になる。今日の前半の２失点は、本当にもったいなかった。正直、あの２失点で試合が決まったようなもの。
　Ｊ１での戦い方に慣れてきて、ある程度は自分たちがボールを持てるようにもなってきた。ただ、僕たちは挑戦する立場にある。例えば、今日の前半のように、自分たちがボールを持っているのに慌ててしまうとか、ミスを怖れたりチャレンジしない姿勢を持ってはいけない。
『自分がやりたいことをやる』『思い切りぶつかっていく』
　こういうことが負けている時こそ重要。開始１秒からそういう闘う姿勢を出していければ、もう少し違った結果になると思う。
　リーグ戦があと１試合で中断に入る。そこを負けて終わるのと、勝って終わるのとでは、モチベーションや、その後の勢いの部分で違ってくる。修正すべきところは修正して、受身にならず、闘うチームにならないといけない。
　今日の試合を見た人は『個々の能力では勝てない』と感じたと思う。ウチのチームは、『グループでどれだけ頑張ってやれるか』が大事になる。もう一つ、みんなが一つになって戦っていけるようにしたい」

以上